昭和62年版 通信白書(資料編)

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8 オフィス・オートメーション・ネットワーク(OAネットワーク)

(1)概要

 企業等においては,事務作業の効率化を図るため,ファクシミリ,ワードプロセッサ,パーソナル・コンピュータ等が導入され,OA化が積極的に推進されており,これらOA機器をLAN(ローカル・エリア・ネットワーク)等で結んだシステムを実現しようとする動きが活発である。

資料6-30 0Aネットワークの形態

(2)動向

 ネットワークの構成に当たっては,PBX(構内交換機)とLANが重要な構成要素となっている。
 PBXについては,その標準化と通信網の統合化,ディジタル化に伴うPBXと通信網間の信号方式の高度化が課題となっている。
 LANについては,情報流通の広域化に伴い,電気通信網との接続が重要な課題となっている。
 郵政省では,OAのネットワーク化に関し,「OAネットワークに関する調査研究」を57年度から2か年計画で実施した。この調査研究成果を受け,59年度には,電子メール通信方式に関する検討に着手するとともにLANと電気通信網との接続についての検討を行った。

 

 

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