テーマ
コミュニケーション編
〜予期せぬトラブルに備えて~
1文字だけのコミュニケーションは意外と難しい!?

学習のポイント

~ほんのちょっとの表現ミスで勘違いは起きる
”速さ”より”誤解されない表現”を重視しよう~

事例1。メッセンジャーアプリで友達とやりとりしているなかで、とある友だちの書き込みにたいして、その話しって面白くない、と入力したところ、つまらない、という意味に勘違いされて、仲間外れにされてしまったシーン。

ハートきゅんのイラスト

ここから僕が解説します

事例1解説。僕、ハートきゅんが解説します。入力中のメッセージを軽い気持ちで送信したら誤解されちゃいましたね。文字でのコミュニケーションは感想や思いがちゃんと伝わるように工夫しましょう。はてなマークやビックリマークといった記号、絵文字や顔文字などを使えば、自分の気持ちをうまく表現できそうですね。もちろんスタンプもグッドですよ!

考えてみよう
会話の流れが速く、ささいなことでも誤解や感情の行き違いが起きやすいグループトーク。
トラブルにならず仲良く使い続けるために気をつけたいことは?
A誤解を与えないために

記号、絵文字、スタンプなどをうまく使って、気持ちを正しく伝えましょう。

B速くて複雑な会話だから

流れに乗ることも大切だけれど、送る前に“ちょっと見直す”ことを習慣にしましょう。

Cムカッ!イラッ!としたら

嫌な気持ちになっても少し落ち着いて。文字で伝えづらいなら電話するのも良い方法です。

もっと詳しく
グループトークに起因する“いじめ”も、パターンはさまざま

スマホやSNSの普及で新たな問題となったのが、いわゆる“SNSいじめ”。これまでの、1人の子を多数で追い詰める、発言を無視する、いじめ・嫌がらせのネタとなる写真や動画を共有する、グループから外す(または新たなグループを作り会話を移動)などに加え、「ステメ」を悪用した嫌がらせも全国で起きています。

メンバー以外は読むことができないグループトーク、誰宛てかを一切書かない悪口ステメ※、いずれも人目につきにくく発見が遅れがち。身近な大人が日々の様子や会話から変化・違和感を察することが早期発見・解決の鍵。また、こども自身も気になる画面をスクリーンショットなどに残して保護者や先生に相談しましょう。

※ステータスメッセージの略で、メッセージアプリのプロフィール欄に書ける一言メッセージのこと。ステメを使ったいじめやトラブルが増えている。

動画コンテンツ集