学習のポイント
ここから僕が解説します
※児童とは18歳未満の者を指す。
※SNSとは、本統計では、通信(オンライン)ゲームを含み、届け出のある出会い系サイトを除いたもの。
※SNSに起因するとは、SNSを通じて面識のない被疑者と被害児童が知り合い、交際や知人関係等に発展する前に被害に遭ったもの。
※対象犯罪は、児童福祉法違反、児童買春・児童ポルノ禁止法違反、青少年保護育成条例違反、重要犯罪等(殺人、強盗、放火、不同意性交等、不同意わいせつ、略取誘拐、人身売買、逮捕監禁)、面会要求等及び性的姿態撮影等処罰法第2条から第6条に規定する罪(令和5年以降)
※放火、人身売買は平成27年以降発生していないことからグラフから省略している。
※令和5年7月12日以前の重要犯罪等は不同意性交等、不同意わいせつではなく、強制わいせつ及び強制性交等である。
(出所)警察庁「なくそう、子供の性被害。」より作成
※警察庁サイト「なくそう、子供の性被害。」もご覧ください。
ネット上ではなく、まずは自分のことを直接知っている人に相談してみませんか?
「優しい人でも実際に会わない」「DMなど個人的なやりとりはしない」を守りましょう。
友人や家族、先生などに話しづらい場合は、専門の相談窓口を使ってみましょう。
多くのこどもがSNSを活用し始める思春期の頃は、仲間との関係がとても大切で、悩みもモヤモヤすることも多くなる時期です。感情の行き違いはしばしば起こり、辛さ、イラ立ち、「大人はわかってくれない!」など、リアルな生活で受けたストレスをネットにぶつけることで自分の感情や気持ちをコントロールしようとすることも少なくありません。
でも、そんな心理状態や判断の甘さを知って、近づいてくる危険な大人もいます。ネットの向こうにいるのが悪い人かもしれないことを知りつつ、リスクよりもそのときの感情を優先しがちな時期。ネットで知り合った人に深入りしないよう「ここまで!」の限界を話し合い、意識して使うことが危険回避の第一歩です。