深く考えてみよう
テーマ
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コミュニケーション編
〜予期せぬトラブルに備えて~
3ネットで親身になってくれた相談相手に会いたい...
トラブル事例について
“深く”考えてみよう
ネットだけの交流では、顔、姿、気持ち、メッセージ、どれも本物かどうかわかりません。
それなのになぜ、ネットで知り合った人を信じたり頼りにしたりしてしまうのでしょう?
A知らない人のほうが便利?
自分を直接知っている人と、ネットだけでやりとりしている人。優しい言葉をかけられて嬉しいのはどっち?ネットなら余計な詮索をされずに済み、都合がいいだけではありませんか?
BどうしてもSNSに頼るなら
親身になってくれる人もいますが、中には悪いことを考えて近づく人もいます。どうしてもSNSに頼りたいのなら、「優しい人でも実際に会わない」「DMなど個人的なやりとりはしない」を徹底しましょう。
C親身になってくれる人に
知られたくない、心配をかけたくないと思っても、まずは友人や家族、先生など、一番安全な身近な人に話してみましょう。
どうしても難しい場合は、専門の相談窓口を使ってみましょう。
解説
成長過程で生じる不安定な感情につけこまれる危険

多くのこどもがSNSを活用し始める思春期の頃は、仲間との関係がとても大切で、悩みもモヤモヤすることも多くなる時期です。感情の行き違いはしばしば起こり、辛さ、イラ立ち、「大人はわかってくれない!」など、リアルな生活で受けたストレスをネットにぶつけることで自分の感情や気持ちをコントロールしようとすることも少なくありません。

でも、そんな心理状態や判断の甘さを知って、近づいてくる危険な大人もいます。ネットの向こうにいるのが悪い人かもしれないことを知りつつ、リスクよりもそのときの感情を優先しがちな時期。ネットで知り合った人に深入りしないよう「ここまで!」の限界を話し合い、意識して使うことが危険回避の第一歩です。

ワンポイントアドバイス!

ネットだけの知り合いとのやりとりは、他の人からも見える場所で!
周囲に知られたくない悩みなら、専門の相談窓口を利用しましょう。

※厚生労働省サイト『まもろうよ こころ』 に掲載されている相談窓口もご利用ください。

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