深く考えてみよう
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セルフコントロール編
〜ルールやモラルを守って使おう〜
5脅迫めいた投稿は悪意がなくてもダメ!
トラブル事例について
“深く”考えてみよう
注目を浴びたい、うさ晴らしをしたい、などさまざまな理由から、行き過ぎた投稿をする人がいます。
もしもそれが、脅迫や犯行予告とみなされたらどうなるでしょう?
A通報により警察が動く
掲示板・SNSの運営者や見ている人からの通報で警察の捜査が始まれば、匿名の投稿者でも特定することができます。「冗談のつもりだったのに」などの言い訳は全く通用しません。
B騒ぎが大きくなると
場所が示されれば、あなたの周りへの迷惑は避けられません。公共機関なら警察の動員も増え、お店なら営業妨害に。大事になれば、将来のあなたを苦しめる可能性も。
Cこんな投稿を見つけたら
ターゲットが学校なら先生に、友人なら当人に、まずは一報。そして、投稿者ではなく掲示板の運営側に通報します。通報ボタンがあれば押すなど、巻き込まれずに知らせる方法を!
解説
ネットやSNSなどへの書き込み、軽く考えないように

気に入らない有名人を名指しで「殺す」と書いたり、「感染したから今からまき散らしに行く」といった投稿など、実行する気など全くない“単なる脅し”や“悪ふざけ”だったとしても、脅迫めいた書き込みは犯罪とみなされる可能性があります。 学校、駅などへの犯行予告など、地域社会に大きな不安を与えるような投稿も同じです。

軽い気持ちで犯罪まがいの投稿をすると、相手を深く傷つけるだけでなく、投稿者自身の大きな傷になることも。たとえ匿名でも、いつ・どこから・誰が投稿したかは基本的に特定可能。善悪の判断ができなくなるほど冷静さを欠いた心理状態のときは、スマホやネットから一旦離れて気分転換を試みるのが一番の安全策です。

ワンポイントアドバイス!

脅迫や犯行予告は、悪ふざけではすまされません。
匿名でも発信者が特定できることと発信者の責任について、
正しく理解・認識しましょう。

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