テーマ
情報発信編
~被害者にも加害者にもならないために~
19SNS で自分を危険にさらすようなことはやめて!

学習のポイント

~手軽にお小遣いを稼ごうと思ったら危ない目に!?
ついつい思ってしまう「自分だけは大丈夫」にご用心~

事例19。小遣いが欲しくて、ネットで知り合った人と散歩するだけの約束で、カフェに入って出された飲み物を飲んでいたら、急に眠気がでてきて、倒れてしまいそうになった。そのことに気づいた店員が、慌てて駆け寄ってきてくれた。後からその時のことを考えると、相手が薬を使って連れ去ろうとしていたことに気づいて、落ち込んでしまうシーン。

ハートきゅんのイラスト

ここから僕が解説します

事例19解説。僕、ハートきゅんが解説します。手軽にお小遣いを稼ごうと、軽い気持ちでSNSを利用する人もいますが、危険な目にあったり、犯罪に巻き込まれたりするケースがたくさん起きています。児童買春、薬物投与、誘拐、ストーカー、恐喝など、後戻りできなくなってしまう場合があることも知っておきましょう。欲しいものがたくさんあるときは、優先順位をつけて、今あるお金で上手に楽しむことが大事です。それでもほしいものがあるときには、家族に相談をして一緒に考えてもらいましょう。

考えてみよう
あらゆる情報がネットから入って来るため、「欲しいモノ」や「やりたいコト」がいっぱい。
でも、思いつきや軽い気持ちでのお小遣い稼ぎはダメ。欲しい気持ちをコントロールするには?
A今あるお金で上手に楽しむ

自分が本当に欲しいもの、やりたいことに優先順位をつけてみましょう。

B一呼吸置いて落ち着こう

すぐに「欲しい」と思うことはありますが、翌日考えるなど一呼吸置くことも大事です。

C保護者に相談してみよう

家のお手伝いやバイトで稼ぐことを相談してみるなど、保護者と一緒に安全な方法を考えましょう。

もっと詳しく
危険な書き込みは、出会い系から非出会い系へとシフト

デートや食事だけで金銭的支援をしてくれる人との交際活動を「パパ活(ママ活)」と呼び、援助交際よりも軽い気持ちで相手を募る人がいます。投稿先が出会い系からSNSなどのコミュニティサイトへと変わり、言い方が「パパ活(ママ活)」や「JKビジネス」に変わっていても、その危険性は援助交際と全く変わりません。

こうした行為は、児童買春、薬物投与、誘拐、ストーカー、恐喝などの犯罪被害にあうケースもあり大変危険。たとえ「お散歩デート」のように一見害がなさそうなことでも、会ってしまえば何が起きるかわかりません。自分の身を危険にさらす行為だということを忘れず、良識ある行動を。

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