所在 | 青森市柳町通り |
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住所 | 青森県青森市長島1(JR青森駅 徒歩15分) |
連絡先 | 青森平和記念像管理財団 017-776-4455 |
建立者 | 青森仏教会 |
建立年 | 昭和39年7月28日 |
※H22.11発行「平成22年度 全国戦災史実調査報告書」より
(調査時期H22.7〜10月/情報提供元は、青森平和記念像管理団体)
平和の礎となった
人ゝのために
青森平和観音像の由来
大東亜戦争終結の直前昭和二十年
七月二十八日夜半の青森大空襲で
街は一万五千余戸を焼失し
市民約七百四十余名が戦災死した
当時知事であった金井元彦氏はこの
平和の礎となった人々の御霊を慰め
且つ又県市民の復興と平和を
護る心の據りどころとして観音像建立
を発願した昭和二十二年企画し
物資欠乏を克服して翌二十三年七月
完成し場所を県市民の朝夕接し
得る柳町国道十字路上に選び安置
されたが市の復興は予想以上に
早かったのでその交通の要衝を避けて
現在地に奉遷した
御像は丈七尺青銅製で三国慶一氏
の作である台座深く十勾観音経と
戦災者の法名を秘蔵してある
昭和三十九年七月二十八日 誌