やすらぎの像

基本情報

所在 JR花巻駅 東口ロータリーの東端
住所 岩手県花巻市駅前大通り1-1-43-2 付近(JR花巻駅 徒歩1分)
連絡先 花巻市 都市整備課 0198-24-2111(代表)
建立者 花巻空襲に基づく平和祈念の像建設促進会議 ほか
建立年 平成7年3月

※H22.11発行「平成22年度 全国戦災史実調査報告書」より
(調査時期H22.7〜10月/情報提供元は、花巻市)

施設の写真

やすらぎの像

碑文1

碑文2

碑文

【表】
「やすらぎの像」

 昭和二十年八月、太平洋戦争の終戦間際、花巻市内
が空襲を受けましたが、特に、この花巻駅周辺の空襲
は激しく、死者負傷者多数を数えたほか、建物等にも
甚大な被害を受けたのであります。

 爾来、多くの方々の不屈の精神と心血を注ぐ努力に
より、焦土と化した花巻駅周辺をはじめとする市街地
も見事に復興整備をみたところです。

 都市基盤の整備が進む今日、市民から平和祈念の像
の建設の話が持ち上がり、建設促進会議が中心となって
広く市民に呼びかけたところ、壱千弐百万円を超す
浄財が寄せられました。

 ここに、戦後五十年を迎え、花巻空襲の激しかった
この地に、恒久平和を願い「やすらぎの像」を建立
するものです。

平成七年三月建立
花巻市長 吉田 功


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【裏】
「やすらぎの像」建立について

市老連会長佐藤通郎氏が中心となり
次の団体の努力を得て建立しました。

花巻空襲に基づく
平和祈念の像建設促進会議
花巻市老人クラブ連合会
花巻市地域婦人団体協議会
花巻市区長会

原像作成 池田次男
制作   岩手製鉄株式会社


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昭和20年(1945年)8月10日ひる

来襲 米軍艦載機グラマン15機
投下爆弾 20個(推定)
機銃掃射 各所
死者 42名
負傷者 約150名
焼失家屋 673戸
倒壊家屋 61戸

資料 花巻市中央公民館発行
   「忘れまいあの日」より

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