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大阪大空襲 京橋駅爆撃被災者慰霊碑 他

基本情報

所在 JR京橋駅 南口
住所 大阪府大阪市都島区片町2-3
(JR京橋駅 南口 徒歩1分)
連絡先 妙見閣寺 06-4254-8115
建立者 慰霊碑…森本栄一郎
仏 像…城東ライオンズクラブ
納経塔…有志一同
建立年 慰霊碑…昭和22年8月14日
仏 像…昭和59年
納経塔…昭和58年2月

※H23.11発行「平成23年度 全国の戦災の追悼施設・追悼式」より
(調査時期H23年度/情報提供元は、妙見閣寺)

施設の写真

大阪大空襲 京橋駅爆撃被災者慰霊碑  他

慰霊碑

説明文

碑文

【仏像下】

釈迦牟尼仏尊像




【納経塔下】
納経塔




【慰霊碑】

南無阿彌陀佛

説明文

 大阪大空襲
京橋駅爆撃被災者慰霊碑

 太平洋戦争終戦前日の昭和二十年八月十四日、大阪は最後の
大空襲を受けた。B29戦略爆撃機は特に大阪城内の大阪陸軍
造兵廠に対し、集中攻撃を加えたが、その際、流れ弾の一トン爆弾
が四発、京橋駅に落ちた。うち一発が多数の乗客が避難していた
片町線ホームに高架上の城東線(現、環状線)を、突き抜けて落ち
たため、まさに断末魔の叫びが飛び交う生き地獄そのものであっ
たという。判明している被爆犠牲者は二百十名であるが、他に
無縁仏となったみ霊は数え切れなく、五百名とも、六百名とも言わ
れている。
当時、地獄のような惨状を目撃した大東市の森本栄一郎氏が、
あまりの悲惨さに胸を痛め、その霊を弔おうと昭和二十二年
八月十四日、自費で建立された慰霊碑である。


 納経塔

 戦後、被爆犠牲者を弔う法要が毎年八月慰霊碑の前で鴫野・
妙見閣寺によって行われているが、三十七回忌を機に写経による
供養をと、遺族及び、当時駅での体験者、大阪大空襲の体験を
語る会々員他多数の市民からの基金、協力を得て建立した納経塔
である。

  昭和五十八年二月

国鉄京橋駅長

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