報道資料
平成23年9月13日
「IPv6によるインターネットの利用高度化に関する研究会」第三次中間報告書(案)及び環境クラウドサービスの構築・運用ガイドライン(案)に対する意見の募集
総務省は、「IPv6によるインターネットの利用高度化に関する研究会」(座長:齊藤忠夫 東京大学名誉教授)において取りまとめられた第三次中間報告書(案)及び環境クラウドサービスの構築・運用ガイドライン(案)について、平成23年9月14日(水)から同年10月13日(木)までの間、広く意見を募集します。
経緯
総務省では、円滑なIPv6(注1)対応に向けた促進方策を検討するため、平成21年2月27日より「IPv6によるインターネットの利用高度化に関する研究会」を開催しています。
今般、アジア太平洋地域にIPアドレスを分配しているAPNIC及び我が国のIPアドレスを管理するJPNICにおいてIPv4(注2)アドレスの在庫が枯渇し、ISP等におけるIPv6インターネット接続サービスの提供が本格化した状況を踏まえ、同研究会において第三次中間報告書(案)(
別紙1)が取りまとめられました。また、IPv6技術の活用が見込まれる環境クラウドサービスの進展を促進するため、同研究会において環境クラウドサービスの構築・運用ガイドライン(案)(
別紙2)が取りまとめられました。
ついては、本第三次中間報告書(案)及び環境クラウドサービスの構築・運用ガイドライン(案)に対し、意見を募集します。
(注1)IPv6(Internet Protocol Version 6):IPv4の後継規格であり、IPアドレス数がほぼ無限(3.4×1038個)、 IPv4に比べてセキュリティ機能の追加及び設定の簡素化等の特徴がある。
(注2)IPv4(Internet Protocol Version 4):現在のインターネットの主要な基本技術として利用されている通信方 式。ネットワークに接続されるコンピュータ等を識別するための数字をIPアドレスと呼び、IPv4では約43億個のIPアドレスを割り当てることができる。
意見募集要領
意見募集対象 : 「IPv6によるインターネットの利用高度化に関する研究会」第三次中間報告書(案)(
別紙1)
「環境クラウドサービスの構築・運用ガイドライン」(案)(
別紙2)
意見募集締切り: 平成23年10月13日(木)午後5時(必着)
(郵送の場合は、平成23年10月13日(木)必着。)
なお、意見募集対象は、総務省ホームページ(http://www.soumu.go.jp)の「報道資料」欄及び電子政府の総合窓口〔e-Gov〕(http://www.e-gov.go.jp)の「パブリックコメント」欄に掲載するとともに、連絡先窓口において配布します。
今後の予定
寄せられた御意見を踏まえ、10月中を目途に本研究会第17回会合を開催し、研究会取りまとめを行う予定です。
ページトップへ戻る