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報道資料

平成28年1月26日

「IPv6によるインターネットの利用高度化に関する研究会」第四次報告書の公表

 総務省では、円滑なIPv6(注1)対応に向けた促進方策を検討するため、平成21年2月27日より、「IPv6によるインターネットの利用高度化に関する研究会」(座長:齊藤忠夫 東京大学名誉教授)を開催しています。

 今般、同研究会において、IoT社会の構築に向けたIPv6対応の重要性等を踏まえ、第四次報告書〜IoT時代を拓く新たな戦略〜を取りまとめましたので公表します。

 また、本取りまとめに当たって実施した意見募集の結果についても併せて公表します。

1 経緯

 総務省では、円滑なIPv6対応に向けた促進方策を検討するため、平成21年2月27日より「IPv6によるインターネットの利用高度化に関する研究会」を開催しています。

 同研究会では、世界的なIPv4(注2)アドレスの枯渇に加え、IPv6対応が加速する国際動向及び、多種多様なデバイス等が接続されるIoT社会の構築に向けたIPv6対応の重要性を踏まえ、平成27年7月から議論を再開し、検討を行ってきました。

 その結果、今般「IPv6によるインターネットの利用高度化に関する研究会 第四次報告書〜IoT時代を拓く新たな戦略〜」が取りまとめられましたので、公表します。

 なお、同研究会では、第四次報告書(案)について、平成27年12月5日から平成28年1月8日までの間、意見募集を行ったところ、10件の意見提出がありましたので、その結果についても併せて公表いたします。

  • (注1) IPv6(Internet Protocol Version 6):IPv4の後継規格であり、IPアドレス数がほぼ無限(3.4×1038個)、IPv4に比べてセキュリティ機能の追加及び設定の簡素化等の特徴がある。
  • (注2) IPv4(Internet Protocol Version 4):現在のインターネットの主要な基本技術として利用されている通信方式。ネットワークに接続されるコンピュータ等を識別するための数字をIPアドレスと呼び、IPv4では約43億個のIPアドレスを割り当てることができる。

2 第四次報告書等の公表

 当該意見募集の結果を踏まえ、本研究会で取りまとめた資料は以下のとおりです。

  • IPv6によるインターネットの利用高度化に関する研究会 第四次報告書(別紙1PDF
  • IPv6によるインターネットの利用高度化に関する研究会 第四次報告書 概要((別紙2PDF

3 意見募集の結果

 提出された意見及びそれに対する考え方は以下のとおりです。

  • IPv6によるインターネットの利用高度化に関する研究会 第四次中間報告書(案)」に対する意見及びこれらに対する考え方(別紙3PDF

 なお、総務省ホームページ(http://www.soumu.go.jp)の「報道資料」欄及び電子政府の総合窓口[e-Gov](http://www.e-gov.go.jp)の「パブリックコメント」欄に掲載するとともに、連絡先窓口において配布します。

<関係報道資料>

 ※ 本研究会の配布資料、議事要旨については、次のURLを御参照ください。
    https://www.soumu.go.jp/main_sosiki/joho_tsusin/policyreports/chousa/ipv6_internet/index.html
連絡先
総合通信基盤局電気通信事業部
データ通信課
担当:金坂補佐、清瀬主査、尾形官
電話:(代表) 03-5253-5111 (内線) 5853
(直通) 03-5253-5853
FAX: 03-5253-5855
E-mail: ipv6-promotion_@_ml.soumu.go.jp
(注 : 迷惑メール防止対策のため、_@_を@に置き換えてください。)

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