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報道資料

平成22年9月13日

平成21年度の字幕放送等の実績

 総務省は、テレビジョン放送において視聴覚チャレンジドや高齢者に配慮した字幕放送等の普及促進に取り組んでいます。その一環として、平成21年度の字幕放送、解説放送及び手話放送の実績を取りまとめましたので、公表します。

平成21年度における字幕放送等の実績の概要は以下のとおりです。


1 「視聴覚障害者向け放送普及行政の指針」の普及目標の対象となる放送番組における字幕番組の割合(注1)は、デジタル放送で、NHK(総合):52.7% [前年度比−0.1%] 、NHK(教育):51.8% [前年度比+0.1%] 、在京キー5局(注2)平均:89.0% [前年度比+1.7%] 、在阪準キー4局(注3)平均:88.0% [前年度比+6.8%] 、在名広域4局(注4)平均:75.4% [前年度比+5.3%] 全国の系列ローカル局(在阪準キー4局及び在名広域4局を除く101局)平均:62.4% [前年度比+1.1%] となっています。


2 総放送時間に占める字幕放送時間の割合は、デジタル放送で、NHK(総合):47.6% [年度比−1.9%] 、NHK(教育):40.7% [前年度比+3.7%] 、在京キー5局平均:43.9% [前年度比−0.4%] 、在阪準キー4局平均:40.2% [前年度比+1.8%] 、在名広域4局平均:37.9% [前年度比+2.9%] 、全国の系列ローカル局(在阪準キー4局及び在名広域4局を除く101局)平均:30.4% [前年度比+0.2%] となっています。


3 総放送時間に占める解説放送時間の割合は、デジタル放送で、NHK(総合):5.7% [前年度比+0.1%] 、NHK(教育):10.0% [前年度比±0.0%] 、在京キー5局平均:0.5% [前年度比+0.1%] 、在阪準キー4局平均:0.4% [前年度比±0.0%] となっています。

(注1)2週間のサンプル週(平成21年6月1日(月)〜6月7日(日)及び11月30日(月)〜12月6日(日))における調査。

 普及目標の対象となる放送番組とは、7時から24時までの間に放送される番組のうち、次に掲げる放送番組を除くすべての放送番組をいう。

・技術的に字幕を付すことができない放送番組(例 現在のところ、複数人が同時に会話を行う生放送番組)

・外国語の番組

・大部分が器楽演奏の音楽番組

・権利処理上の理由等により字幕を付すことができない放送番組

(注2)在京キー5局:日本テレビ放送網(株)、(株)TBSテレビ、(株)テレビ朝日、(株)フジテレビジョン、(株)テレビ東京

(注3)在阪準キー4局:(株)毎日放送、朝日放送(株)、讀賣テレビ放送(株)、関西テレビ放送(株)

(注4)在名広域4局:中部日本放送(株)、東海テレビ放送(株)、名古屋テレビ放送(株)、中京テレビ放送(株)

(注5)前回の調査より、デジタル放送についても調査を実施。デジタル放送においてマルチ編成を行っている場合には、その数値を含む。

 

【添付資料】

  別添 平成21年度の字幕放送等の実績 (PDFテキスト版

  別表1 各局の拡充計画と実績(PDFテキスト版

  別表2 各放送事業者における字幕放送実績(PDFテキスト版

  別表3 各放送事業者における解説放送実績(PDFテキスト版

  別表4 各放送事業者における手話放送実績(PDFテキスト版

  参考1 字幕放送等の充実に向けた主な取組(PDFテキスト版

  参考2 NHK及び在京キー5局の字幕拡充計画(PDFテキスト版

  参考3 在阪準キー4局及びテレビ大阪の字幕拡充計画(PDFテキスト版

  参考4 在名広域4局及びテレビ愛知の字幕拡充計画(PDFテキスト版

  参考5 NHK、在京キー5局、在阪準キー4局の解説拡充計画(平成21年度)

PDFテキスト版

  参考6 視聴覚障害者向け放送普及行政の指針(平成19年10月)(PDFテキスト版

 

<関係報道資料>

・平成20年度の字幕放送等の実績(平成21年7月15日報道発表)

 https://www.soumu.go.jp/menu_news/s-news/02ryutsu05_000007.html

 

 

連絡先

情報流通行政局 情報通信利用促進課

担 当:小林課長補佐、庄司政策係長、

     伊藤官

電 話:0352535685(直通)

          0352535743

   F A X:0352535745

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