報道資料
平成31年3月8日
「ICT地域活性化大賞2019」受賞案件の発表
総務省は、ICT(情報通信技術)を活用して、地域が抱える様々な課題を解決し、地域の活性化を図るため、自律的な創意・工夫に基づき地方公共団体や地域団体、民間企業等がICTを利活用している事例を広く募集の上、「ICT地域活性化大賞」として表彰し、様々な施策を通じて全国各地域への普及を図っています。
「ICT地域活性化大賞2019」の候補案件の募集を平成30年10月15日から平成31年1月15日まで行ったところ、115件の応募がありました。これらについて3月8日に開催した「地域ICTサミット2019」内で決勝審査を実施し、受賞案件を決定しましたのでお知らせします。
1 受賞案件(【 】は実施主体、〈 〉は主な提供地域)
・大賞/総務大臣賞
「IoTを活用した農山漁村の灯油難民防止」
【北海道石狩振興局、新篠津村、JA新しのつ、ゼロスペック(株)、京セラコミュニケーションシステム(株)、さくらインターネット(株)】
〈北海道新篠津村〉
・優秀賞
「公共交通オープンデータ“最先端田舎”への挑戦」
【中津川市】
〈岐阜県中津川市〉
「農作業支援通知IoT「てるちゃん」」
【糸満市、株式会社KDDIウェブコミュニケーションズ】
〈沖縄県糸満市〉
「みんなでつくるバリアフリーマップ WheeLog! 」
【一般社団法人WheeLog】
〈全国〉
「オープンデータ化した地域資料の利活用を通じて大阪の魅力を発信」
【大阪市立中央図書館】
〈大阪府大阪市〉
・奨励賞
「ICT技術を活用した廃棄物処理効率化による資源循環の構築 」
【京都府、舞鶴市】
〈京都府、京都府舞鶴市〉
「インテリジェントICT地域実装計画 2018」
【倉敷市、一般社団法人データクレイドル】
〈岡山県倉敷市〉
「IoT活用にてこども園における成長への切れ目のない支援事業」
【母子健康手帳データ化推進協議会】
〈大阪府八尾市〉
「マイナンバーカードを活用した高齢者等への移動支援」
【前橋市、前橋地区タクシー協議会、一般社団法人ICTまちづくり共通プラットフォーム推進機構】
〈群馬県前橋市〉
「クラウドサービスを利用した山中漆器生産性向上プロジェクト」
【一般社団法人山中漆器コンソーシアム】
〈石川県加賀市〉
「福岡市におけるマルチモーダルモビリティサービス my routeの共創」
【西日本鉄道株式会社、トヨタ自動車株式会社】
〈福岡県福岡市〉
※各受賞案件の概要は
別紙1
のとおりです。
2 「ICT地域活性化大賞2019」概要
地域が抱える様々な課題(人口減少、少子高齢化、地域経済の衰退、医師不足、災害対応等)を解決し、地域の活性化を図るため、それぞれの地域において自律的な創意・工夫に基づいて、ICT(情報通信技術)を活用した様々な優れた取組がなされています。
総務省では、これらの取組の中で、特に全国的な横展開が期待される事例、分野横断的な事例、地域間の広域連携が期待される事例等について、平成26年度より広く募集し、表彰を行っています。
本年度は、平成30年10月15日から本年1月15日まで募集し、115件の応募がありました。
3月8日に開催した「地域ICTサミット2019」では、これらの応募者の中から予選審査を通過した11件の決勝進出団体によるプレゼンテーションが行われ、会場投票、有識者による審査会を経て、上述の受賞者が決定いたしました(審査会の構成員は
別紙2
のとおり)。
3 資料の入手方法
別紙1及び別紙2の資料については、総務省ホームページ(
http://www.soumu.go.jp)の「報道資料」欄に、本日(8日(金))18時を目途に掲載するほか、総務省情報流通行政局地方情報化推進室(総務省11階)において閲覧に供するとともに配布します。
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