事業概要

私たちの暮らしには、様々なG空間情報があふれています。

例えば、地図アプリ上で検索したカフェの場所、雨雲の位置、旅の途中のつぶやき・・。

これらG空間情報とICTの活用は、私たちの生活とともに、頻発している災害対策に役立ったり、日本の新たな産業を生み出したりする大きな可能性を秘めています。

G空間シティ構築事業は、気象情報、災害情報、地図情報等、官民が保有するG空間情報を利活用することによって、世界一安心安全で災害に強い社会の実現、活力ある地域社会の実現に貢献することを目的に、「G空間×ICT推進会議」で提言された実証プロジェクトを実施するものです。

G空間シティ構築事業のロゴマーク 大きな楕円の右上に小さな楕円が接している

G空間シティ構築事業のロゴマークは、
(1)G空間とICTの融合 (2)準天頂衛星の8の字軌道
(3)地球と準天頂衛星 (4)無限大(∞)の可能性
を表現しています。

「G空間(情報)」とは、
ナノテクノロジー、
バイオテクノロジーと並び
将来が期待される三大重要科学技術分野の
一つとされている
「地理空間情報技術」(=Geotechnology)の
頭文字のGを用いた、
「地理空間(情報)」の愛称です。

目指す5つのモデル

G空間シティ構築事業では、「(1)世界最先端のG空間防災モデルの確立に関する実証事業」で下記1−3の3つ、「(2)先進的・先導的なG空間利活用モデルの確立に関する実証事業」で下記4−5の2つ、計5つのモデルの構築を目指します。

1.波浪計のデータ等を利用した津波等の災害予測及び情報伝達

津波発生時に波浪計データ等を利用して直ちに被害予測等を行うとともに、位置・場所に応じて避難情報を迅速に住民に伝達する「G空間シティ」を構築

2.都市災害時の地下街等閉鎖空間における情報伝達

都市生活住民が85%の時間を過ごす地下街等の屋内空間において、シームレスな測位環境を構築し、位置・場所に応じて、的確な災害情報の伝達等を行う「G空間シティ」を構築

3.山間部や過疎地等における豪雨・洪水の迅速把握及び情報伝達

土砂崩れや洪水発生時に、SNSのビッグデータをもとに被害状況や予測等を的確に把握し、住民に多層的かつ多様なメディアにより災害情報の伝達等を行う「G空間シティ」を構築

4.高精度測位やビッグデータを用いた、交通・農業分野等におけるスマートロボットの実現

準天頂衛星システムの高精度測位及び3次元地図等高精度地図並びにビッグデータを活用して、交通・農業等の自動運転支援、情報化施工、ICT農業、無人飛行機(UAV)等のスマートロボットが稼働する「G空間シティ」を構築

5.3次元地図を活用したバリアフリーナビの実現

準天頂衛星システムの高精度測位及び3次元地図等を活用して、誰にでも分かりやすいナビゲーション等革新的なサービスが提供される「G空間シティ」を構築

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G空間シティ構築事業
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