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広島市で「地域オープンデータ推進会議」を開催

  中国総合通信局(局長:黒瀬泰平)は、平成27年7月30日に広島市において、中国地域におけるオープンデータの流通及び活用を推進するため、その現状、課題及び推進方策等についての情報交換や情報発信を行うことを目的として、地域オープンデータ推進会議を開催しました。
  会議は、2部構成で、第1部(中国情報通信懇談会と共催)は、セミナー形式により約40名の地方公共団体や民間企業の方々が参加して実施し、第2部は、地方公共団体及び有識者の方々約30名で意見交換を行いました。
  第1部では、冒頭、中国総合通信局長から、オープンデータについて国がこれまで取り組んできた経緯、本会議の開催趣旨などに触れた後、中国地域のオープンデータ推進の一助になることを期待すると挨拶しました。
  次に、内閣官房情報通信技術(IT)総合戦略室 参事官 犬童周作 氏から、「オープンデータに係る政府の取組と地方公共団体への推進」と題し、国内でのオープンデータの取組の現状のほか、データの公開面だけでなく、利活用面にも焦点を当てた新たなオープンデータの展開の必要性や政府としては人材派遣・育成や事例の横展開を図っていくことなどが説明されました。
  続いて、徳島県政策創造部統計戦略課 主任 吉川 満 氏から、徳島県のオープンデータを活用したアプリを掲載したアプリマーケットやニーズの可視化を行ったアイデアボックスを含むポータルサイト構築事業やアプリコンテスト、アイデアソン、ハッカソンなど利活用促進の取り組みなどが紹介されました。
  第2部では、 中国地域におけるオープンデータの取り組みの紹介として、「鳥取県」と「宇部市」における取り組みや課題などの説明を受け、後に、他の地方公共団体における具体的な取り組みや手法などについて、積極的な意見交換が行われました。
  中国総合通信局では、本年度中に第2回目となる同会議を開催する予定としており、引き続き、中国地域におけるオープンデータを促進する取り組みを推進していくこととしています。


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第1部 講演1 内閣官房IT総合戦略室 参事官 犬童 周作氏

第1部 講演2 徳島県 統計戦略課 主任     吉川 満氏

第1部 会場(セミナー)の様子

第2部 会場(意見交換)の様子


 
連絡先
  情報通信部情報通信振興課/電話:(082)222−3322

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