中国総合通信局(局長:本間 祐次)は、令和2年3月19日(木)、陸上自衛隊第13旅団(旅団長:山根 寿一)との間において、災害時等における相互協力に関する協定を締結しました。
この協定は、近年多発している大規模な自然災害へ対応するもので、災害が発生し又は発生するおそれがある場合に、中国総合通信局及び陸上自衛隊第13旅団が相互に協力することにより、通信や放送の確保を迅速かつ的確に行うことを目的としたものです。
具体的な相互協力の内容は、陸上自衛隊第13旅団のヘリコプターや車両等による、中国総合通信局の災害応急対策に必要となる人員、災害対策用支援機材の搬送、中国総合通信局は、陸上自衛隊第13旅団に対して災害派遣の行動に必要となる無線局の開設等に対する臨機の措置並びに無線局に対する混信・妨害源の調査・排除及び探査等を行うものです。
陸上自衛隊海田市駐屯地において開催した締結式では、本間局長、山根旅団長が協定書へ署名を行った後、お互いが握手を交わし今後の災害対応への連携を確認しました。
今後は、陸上自衛隊との連携訓練を重ね、顔の見える関係を構築し迅速な災害対応を行うことで、地域のさらなる安全・安心の確保に努めてまいります。