報道資料
平成29年5月15日
中国総合通信局
下関市及びその周辺地域でAMラジオの難聴が解消
<山口放送のFM補完中継局の免許を付与>
ラジオは、平時の地元の生活関連情報を入手するメディアとしてだけではなく、特に、災害時には被災情報や避難情報が入手できるファーストインフォーマーとしての役割が近年注目されています。このような状況下、従来の外国波との混信による難聴に加え、近年では、建物の堅牢化等による新しい都市型難聴地域の発生により、一部の地域では、ラジオが良好に受信できないことが大きな問題となっています。
総務省では、このような難聴地域を解消するため、中波(AM)放送局の放送区域において超短波(FM)放送用の周波数を用いた中波放送の補完的な放送を行うFM補完中継局の整備を支援しています。
このたび、中国総合通信局(局長:菊池 昌克)管内では、平成28年度予算で補助金(※)交付が決定された山口放送株式会社のFM補完中継局の申請に対し、本日、免許を付与しましたので、お知らせします。
FM補完中継局の開設は、中国管内で10局目(山口県内で7局目)となります。これにより、下関市及びその周辺地域における山口放送のAMラジオの難聴が解消され、山口県内のサービスエリアが広がりました。
なお、免許を付与した中継局の概要は、以下のとおりです。
※ 無線システム普及支援事業費等補助金(民放ラジオ難聴解消支援事業)
免許した中継局の概要
1 申請者 |
山口放送株式会社 |
2 送信所設置場所 |
山口県下関市 |
3 局名 |
KRY下関FM |
4 周波数 |
92.3MHz |
5 空中線電力 |
100W(最大実効輻射電力400W) |
6 放送区域概略図 |
別紙 【242KB】 |
7 その他 |
都市型難聴及び外国波混信対策 |
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