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報道資料

令和3年11月26日
中国総合通信局

「課題解決型ローカル5G」に用いる無線局に免許
<広島ガス廿日市工場においてローカル5Gを活用した走行ロボットで遠隔監視を実証>

 中国総合通信局(局長:和久屋 聡)は、総務省が行う令和3年度「課題解決型ローカル5G等の実現に向けた開発実証」で用いる無線局について、申請者である広島ガス株式会社(代表取締役社長 社長執行役員:松藤 研介)に対し、本日、免許を付与しました。

 広島ガス株式会社は、株式会社富士通総研、知能技術株式会社、富士通株式会社、富士通ネットワークソリューションズ株式会社及びこのまちネットワーク株式会社と共同で、プラントの遠隔監視によるガス漏れ等設備異常の効率的検知の実現を目指し、本年12月から実証を行います。
 この実証は、広島ガス廿日市工場にローカル5G環境を構築し、構内におけるカメラ付き走行ロボットによる無人監視、メンテナンス作業時の画像処理分析を基にした遠隔支援、ローデータの蓄積・AI分析を基にした異常の可視化・検知等の実証を実施し、ガス工場内における保安レベルの更なる向上、巡回業務の効率化・合理化を実現するものです。
 中国総合通信局では、この実証に使用されるローカル5G用無線局の申請を審査した結果、電波法令に適合していると認められましたので、本日付けで免許を付与しました。

【無線局の概要】
1 免許人 広島ガス株式会社
2 免許の年月日 令和3年11月26日
3 無線局の種別及び局数 実験試験局 5局
4 周波数帯 4.7GHz帯
5 設置場所・常置場所 広島県廿日市市

【実証課題の概要】

【関係報道資料】

 令和3年度「課題解決型ローカル5G等の実現に向けた開発実証」に係る実証提案の公募の結果 −中国地域からは広島ガス株式会社が提案した事業を選定−(令和3年8月31日)
https://www.soumu.go.jp/soutsu/chugoku/hodo_2021/01sotsu08_01001229.html

連絡先
[無線局について]
無線通信部 陸上課
電話:(082)222−3362
[開発実証について]
情報通信部 情報通信振興課
電話:(082)222−3322

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