平成28年11月8日(火曜日)、石狩市において、タクシー無線を活用した非常通信訓練が行われました。
この訓練は、北海道地方非常通信協議会(会長 中道 正仁(なかみち まさひと) 北海道総合通信局長)が実施したもので、地方自治体とタクシー会社が連携し、訓練を実施するのは北海道内で初めての試みでした。
訓練は石狩地方北部で震度6強の地震が発生し、平時に使用している電話やインターネットなどの通信手段が使用不可能になった場合を想定して行われました。
という流れを実際に確認しました。
東日本大震災では、行政機関と各避難所への情報伝達をタクシー無線が担った実例があります。
地元を知り尽くし、迅速に道路状況や被害の状況などが把握出来るタクシー会社からの情報は重要で、災害時にその役割が期待されています。
北海道地方非常通信協議会では、今後とも災害時を想定した非常通信計画の策定(非常通信ルート等の作成)、非常通信訓練や非常通信体制の総点検の実施、非常通信に関する周知・啓発等の活動を行っていきます。
タクシー会社で情報を収集
タクシー運転手が石狩市役所へ情報を伝達