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INFO・NET信越 Vol.292 (令和元年8月26日発行)

News1:新潟市で「IoT体験セミナー」を開催

【実施日】令和元年8月2日(金) 10時から16時50分まで
【実施場所】新潟県工業技術総合研究所(新潟県新潟市)
【実施概要】
 信越総合通信局は、新潟県工業技術総合研究所(所長 永井 直人)及び新潟商工会議所(会頭 福田 勝之)との共催により、「IoT体験セミナー」を開催しました。
 近年、IoTの導入によるコスト削減、効率化等の業務改善、生産性向上や新たな価値・ビジネスの創出が期待されており、IoTを利活用できる人材の育成が求められています。
 本セミナーは、IoTの導入・利活用に関心のある新潟県内の中小企業・団体の職員等を対象に、IoT導入イメージをより具体的に感じていただくことを目的に開催されました。

 セミナー冒頭の講座では、農業、製造業、商業等の分野におけるIoTの活用例の紹介をはじめ、電波法に適合した技術基準適合証明(技適)マークのあるIoT機器を使用する必要性やセキュリティー対策の重要性など、IoTを導入・利活用するに当たっての基本的な事項について説明が行われ、続くグループ討議においては、自社のビジネス課題について、IoTを活用しながら、どのような方法で解決に導いていくのか、をテーマに、同じグループの他業種の方の意見にも耳を傾けながら、参加者による活発な意見交換が行われました。
 メイン講座である「IoT実機の操作体験」では、各グループに「温度・湿度・気圧センサー」、「シングルボードコンピュータ」、「ディスプレイ(PC・LED)」などの体験用機器が一式用意され、講師から簡単なプログラミング講習を受けた後、各センサーから得た温度等のデータをディスプレイ上にグラフ化(可視化)する、一般的なプロセスを体験する実習や、「カメラ」で撮影した画像をクラウド上のAIに認識させ、さらにその答えを英語から日本語に翻訳する実習も行われました。
 思っていたよりも簡単にIoT環境を構築できることに驚く場面や、翻訳内容のユニークさに盛り上がる場面も見られるなど、参加者は楽しみながら学んでいる様子でした。
 このほか会場内には、温度などをセンサーで取得し、これをタブレット上にグラフ化する実機デモが展示されるとともに、気圧・湿度・画像・水分などを検知する各種センサーの見本も用意され、興味深く見学する姿も見られました。

 参加した31名の熱心で前向きな受講の様子からは、IoTに対する関心の高さが伺えるとともに、自社におけるIoT導入の具体化への一歩としていただけるものと期待できるセミナーとなりました。

 

IoTの基礎知識について受講する様子

IoT実機の操作体験を行う受講者

連絡先

情報通信振興室
電話 026−234−9937

News2:塩尻市市民総合防災訓練で臨時災害放送局の開設訓練を実施

【実施予定日】令和元年9月1日(日) 午前10時から12時まで
【実施場所】塩尻市立洗馬小学校(長野県塩尻市)
【実施概要】
 信越総合通信局は、塩尻市市民総合防災訓練において、株式会社テレビ松本ケーブルビジョンの協力を得て、臨時災害放送局の開設訓練を実施します。
 訓練に使用する無線局の概要は、次のとおりです。
識別信号 JS2ZB しんえつりんさいえふえむじっけん1
送信周波数 88.5MHz
 防災訓練に参加の皆様をはじめ、塩尻市内にお住まいの方もFMラジオで訓練の模様をお聞きください。
 
 

連絡先

放送課
電話 026−234−9938

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