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「サイバーインシデント演習in仙台」を開催

令和5年12月1日

 東北総合通信局(局長:中沢 淳一)は、東北地域サイバーセキュリティ連絡会との共催により、企業・団体等の経営層やセキュリティ責任者向けに、「サイバーインシデント演習in仙台」を10月25日(水)に開催しました。
 
 DXの取組等を進める上で、様々なセキュリティインシデントへの対応を求められる機会が、中小企業でも飛躍的に増えています。サイバー攻撃を受けた場合に備えて、社内で意識を持ち、体制を構築した上で、セキュリティインシデント発生時の対応方法や手順などを共有しておくことが重要です。
 本演習は最近のサイバーセキュリティインシデントの発生状況や、被害を最小限にとどめるための基本的事項を説明した後、擬似的なインシデント発生時の対応手順を体験して、組織内の基本方針やルールなどを考えていただくことを目的として開催したものです。

開催日 10月25日(水)
対象者 中小企業/団体等の経営層、セキュリティ責任者
参加人数 36名
講師 株式会社川口設計 代表取締役
川口 洋 氏
【講演】 「サイバー攻撃の情勢及び対応策について」
【演習】 「セキュリティ事件・事故発生時の効果的な対応について」

第一部では、実際のインシデント発生事例からサイバーセキュリティの重要性、インシデント発生時に備えた対策・対応の流れなどについて、講師の川口 洋氏より講演いただきました。

講演の模様1
講演の模様2
【講演の模様】

第二部では、ご参加頂いた方を業種が異なる4〜5人のグループに分けて、インシデント対応を擬似的に経験していただきました。インシデント発生から対応の検討、対応に対する評価までのサイクルをディスカッションしていく中で、参加者同士の活発な議論が行われました。

演習の模様1
演習の模様2
【演習の模様】
 東北総合通信局及び東北地域サイバーセキュリティ連絡会では、本演習の参加者からの声も参考にしつつ、今後も東北管内の企業・自治体等におけるサイバーセキュリティ対策に関する人材育成等の取組を推進してまいります。

連絡先

  東北総合通信局
  サイバーセキュリティ室
  TEL 022-221-0626

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