平成28年8月8日
【研修講座の様子】
東北総合通信局(局長:岡野 直樹)は、8月1日(月)から8月2日(火)までの2日間、岩手県、一般財団法人全国地域情報化推進協会(通称:APPLIC)及び東北情報通信懇談会との共催により、岩手県盛岡市において、「自治体クラウド・情報連携の推進のための研修講座」を開催しました。
本講座は、自治体クラウドの導入や番号制度導入を踏まえた団体間連携などの新たな取り組みについて、正しい理解と導入に必要なスキル・ノウハウの習得を図るため、地方自治体の情報関連部署等職員を対象に開催したもので、岩手県、秋田県及び宮城県の12市町村から16名の参加がありました。
講義の中で、講師の株式会社日本コンサルタントグループの高村室長から、「ICTシステムの課題は、連携による業務の効率化、コスト削減だけではなく経費の適正化、セキュリティ向上の観点からの業務品質確保が重要。自治体職員がICTの賢い使い手へ進化することが必要」と述べられました。
【実習の様子】
実習形式で行われた講義では活発なグループディスカッションが行われ、参加者からは「番号制度や庁内の合意形成手順が理解できた」「今後のクラウド導入の参考となった」「セキュリティ強靭化対策に係る問題分析等の手法が理解できた」との感想が述べられるなど、自治体クラウドや業務連携を推進または利活用する立場の参加者同士が、各組織の抱える問題点を出し合うことによりICTシステムの重要性や課題を再認識する講座となりました。
東北総合通信局では、今後も地方自治体における新たな情報化推進のための取り組みを支援してまいります。
連絡先
東北総合通信局
情報通信部 情報通信振興課
TEL 022-221-0708