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「平成28年度青森県総合防災訓練」において災害対策用移動通信機器の貸出訓練等を実施

平成28年8月31日

貸出無線機引き渡し説明模様

貸出無線機の引き渡し説明

 東北総合通信局は、平成28年度の重点施策として「安心・安全なくらしの確保」を掲げ、災害発生時に防災関係機関による情報伝達や住民への避難指示が確実に行われるよう、ネットワークの強靱化や防災行政無線等のデジタル化を促進しています。また、非常災害時に行っている臨時災害放送局などの「臨機の措置」による免許や災害対策用の移動通信機器・移動電源車の貸出しについて、各県や市町村などにご活用いただけるよう、広く周知活動を行うとともに、各県や市町村、公共防災関係機関が主催する各種の訓練や演習に参加し、最新のICT技術の活用方策等をご紹介しています。

 この取り組みの一環として、8月25日、青森県むつ市で開催された「平成28年度青森県総合防災訓練」に参加し、青森県からの貸与要請を受けて、当局の災害対策用移動通信機器の貸出訓練を行いました。また、災害対策本部が置かれた「むつ市ウェルネスパーク」において、災害対策用移動通信機器等の展示を行いました。

展示説明模様

災害対策用移動通信機器等の展示説明

 

 今般の青森県総合防災訓練は、大地震・津波発生(北海道浦河沖を震源とするマグニチュード7.6の地震により、むつ市内各所で建物倒壊、火災、ライフラインの甚大な被害が発生したほか、大津波警報が発令され国道338号線が通行止め、また、国道279号線も地震に伴う多重事故により通行止めとなり、下北地域が孤立)との想定の下で、青森県、むつ市、下北地域広域行政事務組合消防本部、青森県警、陸・海・空自衛隊など72機関・約4,000名が参加して開催されたもので 、訓練では貸出無線機を実際に使用した情報の収集及び伝達が行われました。また、訓練に参加したむつ市内の小中高の生徒約320名が「むつ市ウェルネスパーク」の展示会場を訪れ、災害対策用移動通信機器等の展示説明を興味深く聞き入っていました。

 東北総合通信局では、非常災害時における情報通信確保のため、今後も管内各地で開催される防災訓練等に参加して参ります。

連絡先

  東北総合通信局
  総括調整官
   TEL 022-221-4333

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