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宮城県色麻町 「地域WiMAXを利用した情報通信施設」を整備

総務省被災地域情報化推進事業−災害に強い情報連携システム構築事業−

 平成25年5月1日
東北総合通信局
 

 宮城県色麻町は、4月18日、地域WiMAXによる高速無線通信網を利用した情報通信施設の開局式を行いました。
 この情報通信施設は、色麻町が総務省の「災害に強い情報連携システム構築事業」を活用して、多様な機器等を通じて災害関連情報を集約・配信するシステムとして構築したものです。同システムの一部として町全域を地域WiMAX(2.5GHz帯の周波数を使用する広帯域移動無線アクセスシステム)でネットワークする独自の高速無線通信網を整備しました。

 開局式では、町の担当者により、IP電話機、スマートフォンなどの情報通信端末を使ったデモンストレーションが行われました。音声情報のIP電話機への一斉配信の機能や、現場で撮影した写真や文字情報を町のホームページ内の災害Webサイトにアップロードし、瞬時に閲覧可能となる機能が紹介されました。
 地域WiMAXを利用した町独自の情報通信網は、大規模災害などで通信事業者の通信網が遮断されてもその影響を受けないため、災害に強い情報連携システムとして活用されます。

 伊藤拓哉色麻町長は、「町民へ防災情報や災害情報を提供する情報伝達手段が確保され、安心・安全な街づくりを一歩進めることができた。平常時は、テレビ電話による高齢者世帯の見守りなど幅広い活用を期待している。」と挨拶されました。
 

タブレット端末で情報配信システムを確認する伊藤色麻町長

タブレット端末で情報配信システムを確認する伊藤色麻町長

色麻町情報通信施設開局式の模様

色麻町情報通信施設開局式の模様

連絡先

 東北総合通信局
 東日本大震災復興対策支援室
 TEL 022-221-0654

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