プログラミングツール

Scratch (スクラッチ)

ロゴ画像
ツールタイプ: ビジュアル言語
コスト: 無料
動作環境: ブラウザ、 Windows、MacOS,、Raspberry Pi
オフライン版の有無:
日本語対応:
開発元: MITメディア・ラボ
対象年代: 未就学、小学校低学年、小学校中学年、小学校高学年、中学生、高校生

概要

Scratch(スクラッチ)は、アメリカ・マサチューセッツ工科大学のメディアラボが公開しているビジュアルプログラミング言語です。画面上のブロックをつなぎ合わせてプログラムを作ります。日本語でも使用可能です。主にマウスを使用するため、キーボード操作に不慣れな小学生でも利用することができます。

「10歩動かす」「1秒待つ」といった、画面上にあらかじめ準備されているブロックを組み合わせてプログラムを作り、作ったプログラムによって画面上のキャラクター(初期状態はネコ)が動きます。ネコ以外のキャラクターや背景画像も多く用意されているため、それらを使って、多彩な作品を作ることができます。

作ったプログラムを実行すれば、すぐにキャラクターが動き出し、それを見ながらプログラムを修正しては実行するトライアンドエラーが、一つの画面上だけで手軽にできます。また、他の周辺機器を準備しなくてもプログラミングを行うことができる手軽さも特徴の一つといえます。

画面上のキャラクターを動かすなどの基本を学ぶと、子どもたちの自由な発想に基づいたさまざまなゲームやクイズなどを作ることができます。それらは、Scratchの専用サイトで世界のユーザーに作品を見せたり、改良しあったりすることができ、プログラミングの発展学習にもなり、ネットリテラシーの学習機会にもなります。

2019年12月に、さまざまなOSのブラウザで実行できる、オンライン版のScratch 3.0とWindows・MacOS用のアプリケーションであるScratch 3(旧名Scratch デスクトップ)がリリースされました。アプリケーション版では、アップロード機能などScratchウェブサイトとの接続機能がありません。(手動アップロード)

※Scratchは MITメディア・ラボのライフロング・キンダーガーテン・グループによって開発されました。詳しくは、下記の外部教材へのリンクをご参照ください。

詳細

外部教材へのリンク

開発元へのリンク

スクラッチの写真