戦略的情報通信研究開発推進制度(SCOPE)
平成20年度の新規採択課題

ICTイノベーション創出型研究開発

新世代ネットワーク技術

課題名 研究代表者 研究分担者 概要 期間
デジタルコヒーレント光通信技術の研究開発 菊池 和朗
(東京大学大学院)
五十嵐 浩司
(東京大学大学院)
加藤 一弘
(東京大学大学院)
光の振幅、位相、偏波状態を抽出する光通信用デジタルコヒーレント光受信器を開発し、高速デジタル信号処理回路に実装することにより、10G シンボル/秒の実時間信号処理速度を実現する。その結果、光周波数帯域利用効率3bit/s/Hz 以上を実現する。 3年
次世代超微細CMOSプロセスに適した高マイクロ波帯デジタルRF回路技術の研究開発 益 一哉
(東京工業大学統合研究院)
伊藤 浩之(東京工業大学)
天川 修平(東京工業大学)
福水 洋平(東京工業大学)
超微細CMOSプロセスを用いた6〜30GHz帯の高マイクロ波帯デジタルRF回路技術を確立し、デジタル回路による性能補償・性能向上とMEMSを用いた超高性能アナログ回路によって、回路面積低減が可能なRF回路アーキテクチャの実現を目指す。 3年
新世代光ネットワークに向けた自律的サービス制御プラットフォームの研究 村上 孝三
(大阪大学大学院)
戸出 英樹(大阪大学大学院)
正城 敏博(大阪大学)
木下 和彦(大阪大学大学院)
新世代光ネットワークの高信頼サービスを提供する基盤として、自律性を有するサービス生成技術及びネットワークマップの導入による高性能エージェント通信技術に関する研究開発を実施し、マルチメディアサービス制御プラットフォームとしてのシステム総合化の検討を行う。 3年

ICT安心・安全技術

課題名 研究代表者 研究分担者 概要 期間
ガーネットを利用した高分解能高周波磁界測定システムの開発 石山 和志
(東北大学電気通信研究所)
安達 信康(名古屋工業大学)
荒井 賢一(情報通信研究機構)
太田 博康(情報通信研究機構)
ガーネット磁性薄膜の磁気光学効果を利用し、IC チップから漏洩するミリ波帯まで磁界を検出可能な計測方法を提案する。この手法により、1ミクロンの空間分解能と5ピコ秒の時間分解能を有する磁界計測技術を実現する。 3年
量子コンピュータの出現に対抗し得る公開鍵暗号の研究 辻井 重男
(中央大学研究開発機構)
笠原 正雄(中央大学)
境 隆一(中央大学)
村上 恭通(中央大学)
只木 孝太郎(中央大学)
原山 友弘(中央大学)
今後、量子コンピュータが実用化された場合、現在の安全性を支えている暗号は安全性の根拠が失われてしまう。本研究開発では、量子コンピュータが実用化された場合においても、現行のネットワークあるいは新世代ネットワーク上で使用可能な安全性の高い公開鍵暗号方式について提案する。 3年

ユニバーサルコミュニケーション技術

課題名 研究代表者 研究分担者 概要 期間
言語,文化の差や障害を越えるミニマム・コミュニケーション技術の研究開発 中園 薫
(日本電信電話(株) 未来ねっと研究所)
長嶋 祐二(工学院大学)
細野 直恒(沖コンサルティングソリューションズ(株))
難聴者や聴覚障害者、母国語の異なる者同士等が、言語の障壁を超えて意思や情報を伝達するために、言語学的アプローチにより、動画を含めた絵記号の体系化に関する研究開発を実施する。この成果を携帯情報端末に実装して評価することにより、言葉の障壁を超えた情報伝達手段を実現する。 3年
多人数が自由に行動する実空間への身体性を有したテレイグジスタンス技術の研究開発 舘 ワ
(東京大学大学院)
川上 直樹(東京大学大学院)
新居 英明(東京大学大学院)
実世界と情報世界の融合を図る超臨場感コミュニケーション技術の実装方法に関する研究開発であり、例えば、多数の人が集まるパーティ会場等において、その場にいる参加者に加え、空間的に離れた参加者もあたかもその場にいるかのようにパーティに参加して相互にコミュニケーションを図ることを実現する。 3年
音情景分解に基づく音メディア・ユニバーサル・コミュニケーション・システムの研究開発 猿渡 洋
(奈良先端科学技術大学院大学)
鹿野 清宏(奈良先端科学技術大学院大学)
川波 弘道(奈良先端科学技術大学院大学)
細井 裕司(奈良県立医科大学)
音源の信号波形のみならず、例えば、音の反響の状況や空間的な広がり感などの情報を含む「音情景」について、複雑な音情景を分解し、加工・拡張・再現する総合的な音メディアコンテンツの入出力システムを構築する。さらに本システムを両耳補聴器に適用し、その有効性に関しても検討する。 3年

ICTイノベーション促進型研究開発

課題名 研究代表者 研究分担者 概要 期間
オープン・メッシュネットワークの研究開発 間瀬 憲一
(新潟大学大学院)
岡田 啓(新潟大学)
松井 進((株)日立製作所)
門田 和也((株)日立製作所)
佐藤 弘起((株)日立製作所)
阪田 史郎(千葉大学大学院)
飯塚 宏之(日本電気通信システム(株))
多田 正信(東京電波(株))
北爪 恵司(東京電波(株))
金子 昌彦(ワイヤレスアンドビジュアルコミュニケーション(株))
長谷部 聡(ワイヤレスアンドビジュアルコミュニケーション(株))
大和田 泰伯((株)モバイル・ソリューションズ)
必要な地域にブロードバンドネットワークを効率的かつ短時間で提供可能とするメッシュネットワーク構築技術の研究開発を行う。IETF等の標準化も取り込んだオープンなアーキテクチャの大規模なテストベッドを構築し、具体的な事業ニーズに適合可能なスケーラブルで高性能なレイヤ3メッシュネットワーク技術を確立する。 3年
運転行動のセンシングと理解に基づく次世代ドライブレコーダの研究開発 武田 一哉
(名古屋大学大学院)
鈴木 達也(名古屋大学大学院)
宮島 千代美(名古屋大学大学院)
脇田 敏裕((株)豊田中央研究所)
寺嶌 立太((株)豊田中央研究所)
Pongtep Angkititrakul((株)豊田中央研究所)
及川 雅人(東京海上日動リスクコンサルティング(株))
急激な車両挙動等としては現れず、運転者が危険に気づいていない潜在的な危険も含めて検出・記録できる次世代ドライブレコーダを開発し、運転者の運転意図や状態を推定する技術を構築する。さらに、ネットワークを介して、危険状況データの蓄積及び危険状況の分類・検索等の機能を連携する実証実験を行い、本システムの有効性を検証する。 3年

若手ICT研究者育成型研究開発

課題名 研究代表者 研究分担者 概要 期間
軸対称型収音装置を用いた高精度・高感性バーチャル音空間創成システムの構築 坂本 修一
(東北大学電気通信研究所)
- 遠隔地に設置した多数のマイクロホンによる軸対称型収音装置を用いたバーチャル収音・再生手法について、軸対称型収音装置の形状や、ネットワーク配信に有効な収録音のデータ圧縮等、実際のシステム構築に必要な技術を集積・発展させ、システムを構築する。 3年
指先による仮想能動触を利用した触力覚インタラクション技術に関する研究開発 昆陽 雅司
(東北大学大学院)
- どこでも手軽に利用できる触覚メディアとして、小型携帯情報端末のポインティングデバイスを操作する指先に振動刺激を加えることで、端末画面中のオブジェクトと触力覚インタラクションが可能な仮想能動触を実現することにより、小型携帯情報端末に搭載可能な触覚インタフェースを構築する。 3年
カーボンナノチューブによる室温動作・光通信波長帯単一光子光源の研究開発 牧 英之
(慶應義塾大学)
- 量子暗号通信を実現する単一光子光源として、半導体量子ドットが提案されている。本研究では、単一光子発生に優れた特性を有する半導体カーボンナノチューブ量子ドットを用いて、室温で動作可能かつ通信波長帯で動作可能な単一光子光源や、波長可変な単一光子光源について研究開発する。 3年
高信頼性・低消費電力ユビキタス協力センサネットワークの研究 落合 秀樹
(横浜国立大学大学院)
石井 光治(香川大学)
石橋 功至(静岡大学)
災害の事前予測や環境・大気汚染の観測等、長期的な環境センシングを実現するために、数十年オーダーでの連続駆動が可能であり、簡易かつ高度なセンサノード間の協力通信を用いた高信頼性・低消費電力のユビキタスセンサネットワークを提案する。 3年
Si/SOI基板上への量子ドット・フォトニック結晶微小光源の集積 岡野 誠
(産業技術総合研究所)
天野 建(産業技術総合研究所) 超小型、高性能な量子暗号通信用の光・電子集積回路し実現し、さらに従来にない光機能システムの構築を目的として、量子ドット・フォトニック結晶技術とSi-LSI技術やSiフォト二クス技術を融合した、Si/SOI基板上へ量子ドット・フォトニック結晶微小光源を集積する技術について研究開発する。 3年
高周波電界実時間映像化技術(電界カメラ)のミリ波帯への展開 笹川 清隆
(情報通信研究機構)
- ミリ波帯機器の開発を効率化し、その普及に寄与することを目的として、ミリ波帯用高周波デバイス上の近傍電界分布像をリアルタイムに映像化する「ミリ波電界カメラ」の開発を行う。さらに、近傍電界分布のイメージ解析に基づくミリ波デバイスの診断技術について研究開発を行う。 3年
人体に対する電磁界・熱混成解析技術の研究開発 平田 晃正
(名古屋工業大学大学院)
- 電波防護指針の策定に有意な知見をもたらすことを目的に、電磁界解析と人体の熱生理を考慮した温度解析を混成的に取り扱うことのできる解析手法を提案し、実験結果と対比することにより、提案手法の信頼性を向上させる。さらに、ミリ波までの周波数において、電磁吸収量と温度上昇の相関を明らかにする。 3年
高速動的光再構成型プロセッサの研究開発 渡邊 実
(静岡大学)
- ホログラムメモリ内に多数のアーキテクチャ情報を蓄えておき、ホログラムメモリとマイクロプロセッサアレイとを組み合わせ、プロセッサアレイのアーキテクチャを瞬時かつ動的に変更し、最適なアーキテクチャ上で処理を進める新しいタイプの高速動的光再構成型プロセッサアレイの研究開発を行う。 3年
無機・有機融合型へテロナノワイヤのネットワーク構造体を用いた超Tbit級不揮発性メモリ素子の研究開発 柳田 剛
(大阪大学産業科学研究所)
谷口 正輝(大阪大学) モバイルデバイス等の高性能化に伴い、不揮発性メモリ素子の大容量化が技術課題となっている。本課題では、従来技術では困難であった微細加工技術の限界(30nm)以下のナノ領域における不揮発性メモリ素子の超高集積化(超Tbit級)を可能とする新たな手法について研究開発する。 3年
潜在的な嗜好に基づくユーザ誘導とコンテンツ流通システムの安定化に関する研究開発 本多 克宏
(大阪府立大学大学院)
呉 志賢(大阪経済法科大学)
青木 真吾(大阪府立大学大学院)
野津 亮(大阪府立大学大学院)
高度なコンテンツが流通するコミュニティを安定的に運用するために、ユーザにとって嗜好に合致したコンテンツの探索が容易であり、かつコンテンツ提供者にとってシステムの安定な運用が可能な情報コミュニティを構築するための研究開発を行い、社会やビジネスのリスクマネジメントに寄与する。 3年
発声障害者補助のための統計的声質変換技術の研究開発 戸田 智基
(奈良先端科学技術大学院大学)
阪口 剛史(奈良県立医科大学) 発声障害者ではあるが調音器官が十分に機能する喉頭摘出者を対象として、従来の代替発声法である食道発声及び電気式人工喉頭を用いた発声により得られた音声を、より自然な音声へと変換する技術の研究開発を行う。さらに、システム構築及びその評価により、実用化に向けた検討を行う。 3年
脳の感覚運動変換メカニズムの解明に関する研究開発 福田 浩士
(広島市立大学大学院)
小田垣 雅人(広島市立大学大学院) 脳と機械のコミュニケーションへの応用を目的に、高密度な脳電図や脳磁図、経頭蓋磁気刺激を用いた脳活動の計測解析システムを開発し、運動計測実験や神経計算モデルによる脳の情報処理の計算機シミュレーションを通じて、人間の視覚誘導性到達運動における情報処理メカニズムを解明する。 3年

地域ICT振興型研究開発

管轄局 課題名 研究代表者 研究分担者 概要 期間
北海道 北海道における地方議員と住民間の協働支援システムの研究開発 木村 泰知
(小樽商科大学)
渋木 英潔(合同会社ディクティオ)
山崎 記敬(北武事業協同組合)
米谷 信昭((株) テクノラボ)
地方議員が多い北海道における議員と住民間の双方向コミュニケーションを実現する場を提供するために、議事録やブログ等から政治に関する情報を抽出し、抽出された意見や要望に基づいて住民が知りたい情報を適切に提示するシステムを開発する。 2年
省電力型短距離無線通信規格を用いた野生動物被害防除システムの研究開発 金子 正美
(酪農学園大学)
星野 仏方(酪農学園大学)
吉田 剛司(酪農学園大学)
省電力型の短距離無線通信規格であるZigBee を用いて、野生動物の追跡情報をインターネットを通じて効率的に地域住民に配信するシステムを開発し、農林業被害を引き起こす野生動物の行動監視及び対策システムの構築の基礎を築く。 2年
ICTの利活用による多言語バーチャルコミュニティ空間の形成に関する研究開発 梅村 匡史
(札幌国際大学)
川名 典人(札幌国際大学)
小森 良隆((株) あしる工房)
名畑 圭啓((株)タイド)
長期滞在の外国人観光客が多いニセコ地区に関するインタラクティブな情報交換の場をネット上に仮想的に形成し、国内外からの来訪者・来訪予定者と地域住民とが、地元に密着した鮮度の高い情報を多言語で相互に交換し、さらにその情報をデータベース化し蓄積するための研究開発を行う。 2年
北海道に生育する被子植物1,600種の生態と分類のデータベースの構築と携帯端末による動画を含むデータ検索の利用の研究 山崎 正吉
(北海道教育大学)
谷口 弘一(国学院栃木短期大学)
石原 寿史((株) イメージング・アイ)
北海道に生息する草木1600種のデータベースを構築し、これをインターネット・携帯電話・携帯端末で検索できるようなシステムを構築する。幅広い年齢層に利用がしやすい検索方法のソフト構築に関して研究開発を行い、学校教育・生涯学習での利活用を図る。 2年
東北 地域伝統音楽(津軽三味線、南部三味線)保存用自動採譜装置に関する研究開発 小坂谷 壽一
(八戸工業大学大学院)
- 津軽三味線や南部三味線等に取り付けたピックアップで取得した音から自動的に譜面を作成する「自動採譜装置」を提案し、音源の解析から採譜、譜面の記録に関する基礎技術を確立するとともに、他の楽器や音源等に対する自動採譜への応用を図る。 2年
地域情報ネットワークを活用した地域医療連携支援がん診断拠点センターシステムの研究開発 野坂 大喜
(弘前大学大学院)
中野 学(弘前大学大学院)
三浦 富智(弘前大学大学院)
高見 秀樹(弘前大学大学院)
佐藤 達資(弘前大学大学院)
地域がん診療拠点病院間をネットワークで相互接続し、がん診断技術を広域的に相互提供することを可能とするシステムを開発し、各病院の診断医が専門性に応じた画像診断やセカンドオピニオンを行うことを可能とする研究開発を行う。 2年
音声主導型看護医療システムに関する研究開発 佐々木 信也
(秋田県産業技術総合研究センター)
小笠原 雄二(秋田県産業技術総合研究センター)
近藤 康夫(秋田県産業技術総合研究センター)
熊谷 健(秋田県産業技術総合研究センター)
近藤 克幸(秋田大学)
高山 寛二((有) インテグレイション)
佐々木 和雄((有) インテグレイション)
真田 慎((株) アクトラス)
戸巻 道雄((株) アクトラス)
近藤 邦昭((株) まほろば工房)
伊藤 誠志(株) まほろば工房)
看護師不足が深刻である地域の医療現場において、双方向の「音声」によるインタフェースを用いた患者看視本位の環境を提供するとともに、医療現場のミスを未然に防ぐシステムの研究開発を行い、著しい高齢化と過疎化が進む地域の安心・安全のためのツールを実現する。 2年
有線と無線の組み合わせによる二つのデジタル・ディバイド地域の課題を解消する研究開発 村田 嘉利
(岩手県立大学)
真野 浩(ルート(株))
森岡 仁(ルート(株))
高山 毅(岩手県立大学)
人口集積度の低さからブロードバンドの促進が図れない問題と、山間地等の共同視聴設備を地上デジタル放送へ対応させるための費用支出問題を同時に解決するため、有線と無線を組み合わせた通信システムにより、山間部等のデジタルディバイドを解消する研究開発を行う。 2年
関東 甲府盆地を中心とした中山間地を支援する眼科遠隔診療システムの研究開発 郷 健太郎
(山梨大学大学院)
松田 兼一(山梨大学)
柏木 賢治(山梨大学)
間渕 文彦(山梨大学大学院)
豊木 博泰(山梨大学大学院)
岩沼 宏治(山梨大学大学院)
八代 一浩(山梨県立大学)
中山 淳二((株) タカギセイコー)
ネットワークを介した遠隔操作型の眼科診療装置を開発し、甲府の中核病院に勤務する眼科専門医が山梨県境の中山間地等の眼科患者を診断する実証実験を行い、緑内障や糖尿病網膜症等の自覚症状のない病因の早期発見に資する。 2年
次世代照明を活用した創発型コンテキスト・サービスの研究開発 古田 尚之
((株)アウトスタンディングテクノロジー)
柳沼 裕忠((株)パナソニックシステムソリューション)
黒川 裕之((株)アウトスタンディングテクノロジー)
繁定 和哉((株)アウトスタンディングテクノロジー)
松田 俊介((株)エクスペリエンス総合研究所)
ICTとの親和性が高いLEDや有機EL照明等の半導体ベースの次世代照明を用いて、照明とセンサやカメラ、無線ネットワークモジュール等が一体となった街路灯や自動販売機照明等を開発する。これにより、景観を損なうことなく、高層都市化により希薄化した街と人とのコミュニケーションを復活させ、地域振興に貢献するビジネスを創造する。 2年
Wimaxの普及を視野においた東京駅周辺業務市街地とCATV電話網の接続による帰宅困難者対応第二通信網の研究開発 守 茂昭
((財)都市防災研究所)
小出 治((財)都市防災研究所) 外線にも接続されている無料IP電話による「地区内内線電話網」を構築し、平常時は同地区の活動に貢献するボランティアの通話に、被災時は、通常電話網が輻輳している場合でも不特定多数の帰宅困難者の自宅や仕事先との通話に用いることのできるシステムの研究開発を実施する。 2年
信越 組込みシステムのプロジェクト指向学習に向けたeラーニングの手法およびシステムの研究開発 湯川 高志
(長岡技術科学大学)
福村 好美(長岡技術科学大学)
高橋 弘毅(長岡技術科学大学)
山崎 克之(長岡技術科学大学)
山ア 誠(長岡工業高等専門学校)
宮崎 敏昌(長岡工業高等専門学校)
長谷川 直樹((財) にいがた産業創造機構)
三浦 元(組込みソフトウェア管理者・技術者育成研究会)
組込システム開発のプロジェクト型実習において、受講者が時間的・空間的に集合できない場合や、受講者の知識にバラツキがある場合においても、効果的な学習を実現するeラーニングを用いた新たな教育手法及び必要なシステム技術の研究開発を行う。 2年
北陸 体導音を検出する高感度センサの研究開発 平原 達也
(富山県立大学)
大谷 亨(富山県立大学)
鹿野 清宏(奈良先端科学技術大学院大学)
中島 淑貴(奈良先端科学技術大学院大学)
小幡 健一(日本エレクトロニクスサービス(株))
毛利 一浩(日本エレクトロニクスサービス(株))
岩城 一隆(日本エレクトロニクスサービス(株))
頚部を伝導してくる微弱な音声を検出するマイクの原理を用い、体内にある音源から体内を伝播してきた音を体表で高感度に検出できる、小型で装着が容易な体導音センサの開発を行う。本センサとホームネットワークとの連携により、生活者の健康状態を常時モニタでき、生活者の健康管理が図られる。 2年
ユニバーサルな知識表現による地域歴史観光ICTの研究開発 堀井 洋
(北陸先端科学技術大学院大学)
吉田 武稔(北陸先端科学技術大学院大学)
大藪 多可志(金沢星稜大学)
沢田 史子(北陸先端科学技術大学院大学)
米田 稔((株) COM-ONE)
ユニバーサルな表現により歴史情報を記述・蓄積でき、また歴史観光情報コンテンツの生成及び配信できる技術の研究開発を行う。これにより、石川・金沢地域の貴重な歴史資料である「梅田日記」を題材とした地域歴史観光の楽しさをあらゆる人が理解し、共感できることを目指す。 2年
東海 多視点映像による技能コンテンツ制作・提示技術の研究 間瀬 健二
(名古屋大学 情報連携基盤センター)
藤井 俊彰(名古屋大学大学院)
東海 彰吾(福井大学大学院)
川本 哲也(中京テレビ放送(株))
自由な視点からの鑑賞・検討を可能とする自由視点テレビにおいて、視聴者の着目部位等の対象を自由に制御できる多視点カメラシステム用の「釘付け視聴方式」及び関連の映像制作技術を開発し、効率的でかつ効果的な映像制作・提示を可能とする。 2年
マルチモーダル幼児教室を機軸とする成長する育児支援コンテンツとヒューマンネットワークの実現 竹林 洋一
(静岡大学創造科学技術大学院)
桐山 伸也(静岡大学)
堀内 裕晃(静岡大学)
杉山 岳弘(静岡大学)
坂根 裕(デジタルセンセーション(株))
川口 紗季(デジタルセンセーション(株))
坂根 信一(デジタルセンセーション(株))
幼児の心の発達や生活環境等を考慮に入れた現場主義の実践的育児ノウハウデータベースを構築し、悩みの事例や指導事例等の柔軟な検索、及び地域のヒューマンネットワークにより、地域コミュニティが産出する有用な知識映像コンテンツをグローバルに発信する仕組みを実現する。 2年
近畿 視線入力インタフェースを用いたハンズフリー目視検査システムの開発 小谷 賢太郎
(関西大学)
堀井 健(関西大学)
朝尾 隆文(関西大学)
工場における目視検査工程において、手を用いることなく高速目視検査を行うためのハンズフリー目視検査システムを開発する。これにより、東大阪を代表とする金属製品、繊維等の小規模工場における検査工程を高速に行なえる環境を提供でき、地域に根ざした経済効果、産業振興に貢献する。 2年
多言語共生社会における医療対話支援のための多言語対話用例プラットフォームの構築 吉野 孝
(和歌山大学)
石田 亨(京都大学大学院)
北村 泰彦(関西学院大学)
服部 文夫(立命館大学)
村上 陽平(情報通信研究機構)
外国人にとって切実な医療機関における通訳サービスに関して、多言語コミュニケーション技術やマルチエージェント技術、データマイニング技術等を組み合わせ、外国人患者と医療従事者のための多言語医療対話支援システム及び多言語医療対話用例収集システムを構築する。 2年
ユビキタスネットワークを活用した高齢者等の安心安全を確保する見守り空間創成に関する研究開発 松本 哲也
(兵庫県立工業技術センター)
角谷 和俊(兵庫県立大学)
中本 裕之(兵庫県立工業技術センター)
北山 一郎(兵庫県立福祉のまちづくり工学研究所)
大森 清博(兵庫県立福祉のまちづくり工学研究所)
亀山 博史(グローリー(株))
介護施設等のエリア内に複数配置したカメラを用いて通過する人物を特定・追跡し、顔の向き等の特徴点を時系列データとして抽出して当該人物の意図を推定することで、安心安全な「見守り空間」を提供する技術の研究開発を行い、実施設での運用により効果等を検証する。 2年
中国 モビリティ技術を活用した国際都市ホスピタリティ向上に関する研究開発 前田 香織
(広島市立大学大学院)
吉田 彰顕(広島市立大学大学院)
西 正博(広島市立大学大学院)
井上 博之(広島市立大学大学院)
西村 浩二(広島大学)
近堂 徹(広島大学)
広島を訪れる外国人来訪者が、滞在期間中に心地よく過ごしてもらうことを目的として、IP モビリティ技術を活用した実験的なユビキタスプラットフォームを構築し、外国人ユーザのおかれたシーンに応じたコンテンツを提供できるユビキタスサイネージの研究開発を行う。 2年
廃食油回収用ユビキタスネットの研究開発 福山 峻一
(鳥取環境大学)
水本 高((有)ステップ)
田村 航(コガソフトウェア(株))
石井 克典(鳥取環境大学)
黒田 幸明((株) サイバー創研)
吉川 憲昭((株) サイバー創研)
モバイルネットワークやセンサ、ICカードなどを活用し、一般家庭から出る廃食油の回収を目的としたユビキタスネットシステムを構築する。本システムにより、リサイクル需要が急増している廃食油の回収作業を省力化し、さらに地域住民の廃食油提供への関心を高め、環境に配慮した行動を喚起する。 2年
四国 TVを活用したプッシュ型地域情報配信システムの研究開発 小林 真也
(愛媛大学大学院)
高嶋 譲二(FAシステムエンジニアリング(株))
田村 基樹(FAシステムエンジニアリング(株))
宮田 大輔(FAシステムエンジニアリング(株))
武田 直樹(愛媛県工業技術センター)
高齢者を含む住民が抱く犯罪や災害、医療・福祉等の不安を軽減するために、知的情報フィルタリング技術及び関心類推アルゴリズムの確立により、テレビ受像機を表示装置とした高齢者にも使いやすく地域密着性の高い情報配信サービスを実現する研究開発を行う。 2年
ICT活用によるデータ収集・自動解析を可能にする人工知能型栄養指導システムの研究開発 久保田 賢
(高知大学)
片岡 浩巳(高知大学)
川上 華子(高知予防医学ネットワーク)
上田 友美(高知予防医学ネットワーク)
複数の管理栄養士の知識や経験、実戦データに基づいた人工知能による「人工知能型栄養指導システム」の構築に関する研究開発を行う。さらに、ネットワークを通じて栄養指導現場へ導入することにより、場所や時間を選ばずに栄養指導データの解析結果の表示等を実現する。 2年
長距離RFID 利用時の電波障害の解明と改善 松永 真由美
(愛媛大学大学院)
松永 利明(福岡工業大学)
松岡 剛志(九州産業大学)
倉橋 真司(愛媛県工業技術センター)
重松 博之(愛媛県工業技術センター)
加藤 秀教(愛媛県工業技術センター)
堀内 健太郎((株) タケチ)
西内 正樹((株) タケチ)
UHF 帯のRFID は長距離通信が可能で、物流や商品管理を高速化するとして期待されているが、多発する干渉等の電波障害の解決が急務である。本課題では、電磁界解析と実験により電波障害の発生原因を解明するとともに、障害推定シミュレータを開発して障害の改善方法を提案する。 2年
九州 非人口集中地域におけるローカルエリア防災情報共有システムの研究開発 辻 利則
(宮崎公立大学)
長友 信裕(宮崎健康福祉ネットワーク協議会)
井上 英幸(アボック(株))
野澤 裕樹(アボック(株))
無線LANによる非人口集中地域のネットワークを用いて、災害時に必要な地区周辺の情報を共有する実効性の高いローカルエリア防災情報共有システムを構築する。本システムは、災害時の通信基盤のみならず、平常時における高齢者等の健康管理システムや地域活性化のための観光情報発信等の基盤となることが期待できる。 2年
通信帯域に依存しないユニバーサルeラーニングシステムに関する研究開発 宇佐川 毅
(熊本大学総合情報基盤センター)
中野 裕司(熊本大学)
杉谷 賢一(熊本大学)
喜多 敏博(熊本大学)
松葉 龍一(熊本大学)
苣木 禎史(熊本大学大学院)
中山間地域や離島などブロードバンドが整備されていない地域においてもeラーニングによる学習の機会を享受できるようにするため、ナローバンドの非繁忙時に教育用コンテンツを自動的に同期させるeラーニングシステムを開発し、教育環境のユニバーサル化の実現を目指す。 2年
離島へき地の在宅介護力向上のための遠隔ケアシステムの開発 石松 隆和
(長崎大学)
小林 和朝(長崎大学)
阿部 貴志(長崎大学)
小栗 清(長崎大学)
諸麥 俊司(長崎大学)
田中 基大(長崎大学大学院)
在宅介護の家庭で利用する介護・福祉用具を無線ネットワークにより接続し、障害者の身体状態及び利用する介護・福祉機器の状態を同時に見守る家庭内ネットワークを開発する。また、離島へき地規模で地域内の介護力向上ネットワークシステムを構築し、離島やへき地における安心安全な介護環境を実現する。 2年
WINDS衛星を介した災害時バックアップ通信および防災情報通報システムの研究開発 新井 康平
(佐賀大学)
八坂 哲雄(九州大学)
面高 俊宏(鹿児島大学)
疋田 誠(鹿児島工業高等専門学校)
藤崎 清孝(九州大学大学院)
災害時におけるバックアップ通信路として、超高速インターネット衛星「WINDS」を介した通信路を利用する手法の検討及び通信品質の向上等に関する実証実験を行い、地域における災害時のバックアップ通信路としてWINDS衛星の通信路が有効であることを示す。 2年
u-リハビリ空間実現のための歩容情報センシング 和田 親宗
(九州工業大学大学院)
蜂須賀 研二(産業医科大学)
和田 太(産業医科大学)
牧野 健一郎(産業医科大学)
辻 卓則((株) ロジカルプロダクト)
大多和 丈成((株) ロジカルプロダクト)
郡山 太((株) ロジカルプロダクト)
雪竹 直登((株) ロジカルプロダクト)
木室 義彦((財) 九州システム情報技術研究所)
家永 貴史((財) 九州システム情報技術研究所)
いつでもどこでもリハビリが可能な「u-リハビリ空間(ユビキタスリハビリ空間)」の実現のために、センサや電子タグ、無線通信等の技術の統合により、歩行リハビリに必要な歩容情報や、歩容を推定できるデータを実時間で取得するシステムを開発し、この装置をリハビリプログラムの中で実証する。 2年
沖縄 沖縄県におけるデジタルコンテンツの自主流通基盤を実現するためのコンテンツデリバリーシステム開発および利用者のニーズに合わせたコンテンツの制作・流通・提示技術に関する実証的研究開発 名嘉村 盛和
(琉球大学)
玉城 史朗(琉球大学)
谷口 祐治(琉球大学)
長田 智和(琉球大学)
沖縄県におけるデジタルコンテンツの自主流通基盤を構築し、沖縄県で多数を占める小規模なコンテンツクリエイター等の市場参加を容易にして、地域市場の活性化と拡大を促進するための検討を行う。さらに、利用者と事業者とをマッチングさせるデジタルコンテンツのポータルシステムを構築し、コンテンツ制作・流通・提示を統合する沖縄版総合デジタルコンテンツ流通プラットフォームを実現する。 2年

国際技術獲得型研究開発

課題名 研究代表者 研究分担者 概要 期間
ユビキタスID技術の相互運用性に関する研究開発 越塚 登
((株)横須賀テレコムリサーチパークYRPユビキタスネットワーキング研究所)
高嶋 洋一(YRPユビキタスネットワーキング研究所)
新堂 克徳(YRPユビキタスネットワーキング研究所)
坂村 健(東京大学大学院)
石川 徹(東京大学大学院)
小林 真輔(東京大学大学院)
重定 如彦(法政大学)
ユビキタスIDアーキテクチャをITU-Tにおいて国際標準化させるための研究開発を行う。その際、国内外で広範に利用されるユビキタスプラットフォームとするために、ISO/IEC JTC1で標準化されているRFID標準等の他の規格群との相互運用性を確保するためのインタフェース仕様を確立する。 3年
次世代光相関技術を用いた超高速画像情報検索・著作権管理技術の研究開発 小舘 香椎子
(日本女子大学)
渡邉 恵理子(日本女子大学)
駒井 友紀(日本女子大学)
小川 賀代(日本女子大学)
水野 潤(日本女子大学)
小舘 亮之(津田塾大学)
渡邉 健次郎(ソニー(株))
福本 敦(ソニー(株))
遠藤 政男(パルステック工業(株))
いかなる著作物にもメタデータを埋め込むことなく対応可能な著作権管理システムの構築を目的として、高精度高速光相関アルゴリズムとホログラフィック光ディスク技術との融合で超大容量データを高速処理できる次世代光相関サーバを開発する。さらに、光検索用ディスクやデータ構造などに関する国際標準の獲得を目指す。 3年

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