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平成28年度第2回地域オープンデータ推進会議を開催

  中国総合通信局(局長:菊池 昌克)は、平成29年3月17日、松江市において、島根県及び中国情報通信懇談会と共催で地域オープンデータ推進会議を開催しました。本会議は、中国地域におけるオープンデータの流通及び活用を推進するため、その現状、課題及び推進方策等についての情報交換や情報発信を行うことを目的として平成27年7月に設置したもので、今回は平成28年度の第2回目の開催となるものです。今回の会議では、島根県がオープンデータを公開することに合わせて、オープンデータを公開することの意義や活用に関する講演と、事例紹介を行い、オープンデータへの意識を高めるための参加者によるワークショップを実施しました。
  地方自治体及び民間企業等の方々、100名が参加しました。
 
  • 総務省の地域情報化アドバイザーの筑波大学 川島教授を招き、「データ活用による地域づくりの未来と新たなサービスの創出 」と題して、オープンデータに取り組む意義とオープンデータを活用した取組の状況や、今後求められる課題解決に向けた、企業、市民、行政それぞれの立場での取組について講演をいただきました 。

  • 株式会社バイタルリード 代表取締役 森山氏からは、事例紹介としてGISを活用した地域交通の最適化を行う事例の紹介があり、路線図や時刻表等がオープンデータ化されることで、利用者にとって使い勝手の良いサービスが登場し、利用者数の増加にも繋がるのではないかと説明がありました 。

  • 「住民・企業にとって有益なオープンデータとは?」をテーマとして、参加者が興味のあるテーマ毎に分かれてワークショップを行いました。ワークショップ初参加の方が多かったのですが、ファシリテーターの島根大学 助教 中野氏のサポートもあり、 各テーブルとも多くの意見が出され、盛り上がりました。

  参加者の多くはオープンデータに関して手探り状態であり、講演と事例紹介により、オープンデータとは何かを理解いただくとともに、ワークショップにより異なる視点での考え方に触れることで、参加いただいた皆様にオープンデータの可能性や必要性について認識を深めるための一助となったのではないでしょうか。
  中国総合通信局では、今後も、地方自治体におけるオープンデータの取組を促進するとともに、導入や利活用を円滑、かつ有効的に行えるよう支援を続けることとしています。

<講演資料>

PDF版はこちらPDF[244KB]

筑波大学 教授 川島氏

講演会の様子

(株)バイタルリード代表取締役 森山氏

ワークショップの様子

 
 
連絡先
  情報通信部 情報通信振興課/電話:(082)222−3322

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