初めて医療機関を対象に、電波の安全性説明会を開催!
病院内で、携帯電話や医用機器を安全に利用するための考え方を解説
中国総合通信局(局長:菊池 昌克)は、平成29年2月10日(金)、広島市において、「電波の安全性に関する説明会」を開催しました。
この説明会は、平成16年から電波の安全性に関する正しい知識と理解の普及を図ることを目的に開催されているものですが、今回は、中国管内では初めて、主として医療関係者を対象として、病院内における電波利用環境に関するテーマを中心に、開催しました。
講演は、東京大学医学部附属病院 企画情報運営部 講師の新 秀直(あたらし ひでなお)氏から、「医療機関において安心・安全に電波を利用するために」と題して行われました。病院内での携帯電話等の使用ルールや携帯電話端末と医用電気機器との離隔距離に関する考え方、また、医用テレメータ、無線LAN、携帯電話などの電波利用機器に関するトラブル事例とその対策、電波を管理する体制の整備に関する考え方等について、「医療機関における携帯電話等の使用に関する指針」等を基に、医療現場の実際に即した分析結果と事例を踏まえ、わかり易くご説明いただきました。
説明会参加者の約6割以上を医療関係者が占め、講師がスライドを進める度にテキストをめくる音が一斉に静かな会場内に響き渡り、また、実際に現場で困っている事例が参加者から寄せられるなど、参加者の関心が非常に高く、現場での課題にマッチした講演内容であったと考えています。
中国総合通信局では、今回の説明会が、今後の医療機関における電波利用環境の確保に関する施策を展開するためのきっかけとなる、重要な説明会であったと確信しています。
<講演資料>
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医療機関において安心・安全に電波を利用するために【14.48MB】
PDF版はこちら[227KB]
講演 東京大学医学部附属病院 企画情報運営部講師
パブリック・リレーションセンター/企画経営部
副センター長/副部長 臨床工学技士 新 秀直 氏
会場の様子
連絡先
電波監理部 電波利用環境課/電話:(082)222−3311 |
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