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INFO・NET信越 Vol.275 (平成30年12月25日発行)

News1:「地域ICT/IoT実装推進セミナー in長岡」を開催

【実施日】 平成30年12月11日(火)13時から17時30分まで
【実施場所】アオーレ長岡 市民交流ホールA(新潟県長岡市)
【実施概要】
 信越総合通信局及び信越情報通信懇談会の主催並びに国土交通省北陸地方整備局、新潟県、長岡市及び全国商工会連合会の後援により、「地域ICT/IoT実装推進セミナー in長岡」を開催しました。
 本セミナーでは、新潟県で関心が高い防災分野におけるICT/IoTの利活用について、基調講演及び先進事例の紹介を行いました。
 最初に、学校法人宮城学院の今井ファシリティアドバイザーから、「東日本大震災での自治体ICTにおける課題と現状」と題し、東日本大震災の経験から震災対応業務を円滑に行うための備え等について講演をいただきました。
 次に、国立研究開発法人情報通信研究機構耐災害ICT研究センターの高橋副センター長から、「大災害時にNICTが提供可能な技術」と題して、SNS上の被災報告を自動的に抽出し分析する「DISAANA」、またその結果を整理・要約する「D-SUMM」等、災害時に役立つシステムの紹介がありました。
 続いて、信州大学総合情報センターの不破教授から、「ICTを用いた安全・安心な地域の実現 〜地域と連携したIoTによる街づくり〜」と題して、センサーネットワークシステムを活用した土砂災害警報システム等の概要について講演をいただきました。
 最後に、東北大学災害科学国際研究所の越村教授から、「リアルタイム津波浸水被害予測システムについて」と題して、津波の高さだけではなく浸水域や発生しうる被害を予測可能とするリアルタイム津波浸水被害予測技術に関して講演をいただきました。
セミナー後の座談会では、講演内容に関する講師への質問や相談、また防災分野におけるICT/IoT利活用に関しての意見交換が行われました。
 当日は自治体、情報通信関連企業等から約80名の方々が参加され、防災に対する関心の高さが伺えました。
 信越総合通信局では、今後も、様々な分野において、管内のICT/IoT利活用促進に向けた取組を進めていきます。



 

【基調講演】
今井ファシリティアドバイザー

セミナーの様子

連絡先

情報通信振興室
電話 026−234−9937

News2:5G利活用アイデアコンテスト地方選抜(第一次選考)審査会を開催

【実施日】平成30年12月12日(水)15時から17時まで
【実施場所】信越総合通信局(長野県長野市)
【実施概要】
 信越総合通信局では、5G利活用アイデアコンテスト地方選抜(第一次選考)審査会(委員長 佐々木 重信 国立大学法人新潟大学 工学部 教授)を開催し、二次選考に選定する1位のアイデアのほか、優秀作として第2位及び第3位のアイデアを決定しました。
 
順位 提案件名 提案者名(敬称略)
第1位
(信越総合通信局長賞)
山岳登山者見守りシステムにおける登山者発見・空間共有機能の実現 不破 泰
第2位 5Gで世界の扉を開く!『スラックライン』 (株)Goolight(提案者代表)
(株)アソビズム
(一社)スラックライン推進機構
第3位 中山間地域における体験・経験型教育の実現 (株)電算
 
 このコンテストは、総務省において5G(第5世代移動通信システム)実現による新たな市場の創出、地域社会の課題解決等に向けて5G利活用のアイデアを広く募集するもので、全国から785件、信越地区(新潟県及び長野県)から53件の応募がありました。
 審査会は新潟県及び長野県の有識者及び携帯電話事業者の計8名で構成され、「独創性」、「5Gの特性」及び「地域課題への貢献」から採点された書面審査の上位10位まで及び審査員推薦の計12件を対象に審査員投票を行い、3アイデアを決定しました。
 第1位となったアイデアは信越総合通信局長賞として表彰するとともに、平成31年1月11日(金)に総務省(中央合同庁舎第2号館)で開催する第二次選考会に選出します。また、第2位及び第3位についても優秀なアイデアとして表彰するとともに、第二次選考会場におけるポスター展示を実施することとしています。
 皆様から多くのアイデアを応募いただき、ありがとうございました。

 

審査会の模様

 
【関連報道資料】
5G利活用アイデアコンテスト地方選抜(一次選考)で「山岳登山者見守りシステム」を選出(平成30年12月18日付け)
5G利活用アイデアコンテスト地方選抜の結果(平成30年12月18日付け)(総務省HP)
「5G国際シンポジウム2019」の開催(平成30年12月7日付け)(総務省HP)
「5G利活用アイデアコンテスト」の開催(平成30年12月3日付け)(総務省HP)
5G利活用アイデアコンテストの開催、応募方法等(平成30年9月28日付け)(総務省HP)
 

連絡先

企画調整課
電話 026−234−9940

News3:三条市で「工場向けワイヤレスIoT講習会 in 燕三条」を開催

【実施日】平成30年12月19日(水) 10時30分から16時30分まで
【実施場所】新潟県工業技術総合研究所 県央技術支援センター(新潟県三条市)
【実施概要】
 信越総合通信局は、新潟県工業技術総合研究所(所長 山崎 栄一)との共催により、工場関係者向けのIoT導入・利活用に関する講習会「工場向けワイヤレスIoT講習会 in 燕三条」を開催しました。
 近年、IoT機器の利活用の拡大に伴い、生産性の向上を目指す工場等においてもIoT機器の導入が急速に進められており、無線通信システムの周波数需要が急増しています。これにより、様々なIoT機器の利活用に伴う通信の輻輳等の課題が発生しています。
 このような中、本講習会は、工場で無線・IoTの導入・管理に関わる方や今後の導入を検討されている方等を対象に、実際に機器の操作体験も行いながら、工場等におけるIoT機器の電波利用に関する技術や具体的な導入イメージを持って頂くことを目的に開催されました。
 講習会の前半では、座学講習として、無線の基礎知識や工場における無線の特徴、システム構成例及び無線の導入手順などが説明されました。
 後半の体験型講習では、座学講習を踏まえ、簡易的なスペクトラムアナライザを使用しての周囲の2.4GHz及び5GHz帯無線LANの使用状況の確認、無線LANの電波の遮蔽物による減衰度合いや通信品質の変化の確認、加速度センサや距離センサから取得したデータのグラフ化など、工場内においてIoTシステムを構築するために必須となる事項について、実習を中心として講義されました。
 本講習会では、新潟県内を中心とした企業・団体等から参加した35名が熱心に受講し、工場内でのIoT導入に対する関心の高さが伺えました。

 

座学演習

体験型演習

連絡先

情報通信振興室
電話 026−234−9937

News4:平成31年2月に実施される無線従事者の養成課程について

 信越総合通信局管内(新潟県と長野県)で平成31年2月に実施される無線従事者の養成課程※についてお知らせします。
※無線従事者として求められる知識・技能の習得を目的とした講習であり、基準に適合していることについて総合通信局長が認定したものです。
    養成課程の受講者は、講習を修了することにより国家試験を受けることなく無線従事者資格を取得できます。
  
対象資格 実施期間 実施地 認定施設者
(実施する者)
問い合わせ先
第三級陸上特殊
無線技士
平成31年2月13日 長野県
長野市
公益財団法人日本無線協会 信越支部
電話026-234-1377
 

連絡先

航空海上課
電話 026−234−9967

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