【作業の目標】
- 人事給与の担当職員が、当日連続した時間帯の「勤怠管理」、また11月21日(以下「次回」という。)に「職員情報」、「統計」も担当していることから、効率的に作業を進めるために以下のように当日の作業を構成しました。
- 第1回の業務分析にて作成した機能分析表(DMM:以下「DMM」という。)、機能情報関連図(DFD:以下「DFD」という。)について漏れや誤りがないことを確認しました。これにより、DMM、DFDの精度向上を図りました。
- 「職員情報」、「統計」については、業務としては、本来のものではなく、他の業務に付随する業務であることから、配置換えを行うことにしました。当日は、配置換えの方針を明確にし、次回にDMM、DFDに反映することにしました。
- 「採用・任用」については、「退職」が漏れており、追加作業を行いました。また、情報実体一覧表に記載があるが、サンプルがない帳票については、次回までに用意することにしました。作業は、「勤怠管理」と合わせて、同時進行で進めました。
- 「採用」と「任用」についての現状を把握しました。業務目的は「市政運営に適正な職員の採用と任用」です。
【当日の流れ】
13:05〜13:30 第1回の業務分析にて作成したDMM、DFDの確認(採用・任用)(25分)
13:30〜13:50 第1回の業務分析にて作成したDMM、DFDの確認(勤怠管理)(15分)
13:50〜14:20 「職員情報」と「統計」の他の業務区分への配置換え(30分)
14:20〜14:30 DMMの作成(退職)(10分)
14:30〜15:00 DFDの作成(退職)(30分)
【作業内容】
(1) 第1回の業務分析にて作成したDMM、DFDの確認(採用・任用)
最初に、第1回で作成したDMM、DFDの確認をしました。DMMは全体を俯瞰してから見直しを行いました。統計は共通であり、配置替えを行うことにしました。またDFDについては、機能間を流れる情報について確認を行い、誤りについては修正を行いました。
(2) 「職員情報」と「統計」の他の業務区分への配置換え
職員情報、統計の機能を書き出しておいて、他の人事給与や財務会計に含まれるものはないかなどの観点で確認を行ないました。指摘事項は次回までにDMM、DFDに反映することにしました。
当日は、業務帳票等の用意がなかったため、作成した情報実体一覧表をもとに、次回に用意することにしました。また、洗い出したDFDの機能を業務要件定義表に纏め、作業時間等の情報については次回までにとりまとめることとし、当日の作業を終了しました。
【出てきた意見】
主な意見は以下のとおりです。
- 一旦作成したDMMを見回してみると、違和感があるものがあるので、再確認が必要である。