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会議資料・開催案内等
−事後修正の可能性あり−
政策評価・独立行政法人評価委員会 政策評価分科会(10月9日開催)議事要旨
日時 平成20年10月9日(木)10時00分から11時00分
場所 法曹会館 富士の間(3階)
出席者
(分科会所属委員)
金本良嗣政策評価分科会長、森泉陽子委員、上田孝行臨時委員、牛尾陽子臨時委員、佐藤主光臨時委員、高木勇三臨時委員、高橋伸子臨時委員、田中常雅臨時委員、谷藤悦史臨時委員、永瀬伸子臨時委員、木村陽子専門委員
(総務省行政評価局)
渡会審議官、松林政策評価官、羽室政策評価審議室長、新井調査官
議題
各府省が実施した政策評価の点検結果について
政策評価結果の平成21年度予算要求等への反映状況について
資料(PDF)
資料1
各府省が実施した政策評価の点検結果について
資料2−1
政策評価結果の予算要求等への反映状況 平成21年度概算要求等関連
資料2−2
政策評価結果の平成21年度予算要求等への反映状況
会議経過
各府省が実施した政策評価の点検結果について、新井調査官から説明。その後質疑応答が行われ、本件について、通知・公表の準備を進めるとともに、今後の課題として各委員から以下のような発言がなされた。
○ 農林水産省では、便益の算定を適切に行っているとしているが、算定の内容及びプロセスが評価書上明らかになっていない。
○ 廃用損失額以外の効果についても、どのように算定しているか分からない。分科会において、農水省から説明を求めることも必要ではないか。
○ 今後継続するかどうかの判断を行う際に、過去に整備された施設について廃用損失額を算定するという考え方自体についても整理が必要ではないか。
○ 評価において、どこまでの情報公開を求めるのかを検討することも必要ではないか。
○ マニュアルでは、便益の算定について、前提条件が分からないため、それらを開示してもらわないと議論ができないのではないか。
○ 国交省は、再評価において、事業を継続するか中止するかの判断と過去の検証のため、事業全体の評価及び残事業評価の両方で行っているのに対して、農水省では、再評価でそのような整理がなされていない。
○ 当初より費用が相当増加しているが、その理由についてより明確にすべきではないか。
○ 評価書の中で、複合経営の促進とあるが、これはかんがい排水事業の効果と直結するといえるのか。
○ かんがい排水事業によって作物生産効果が増えるとしているが、他の政策を実施することによって総合的に増える面もあり、便益が重複しているのではないか。
○ 50年という長期間で便益を測定しており、現状においても真に妥当なものかが疑問である。
○ 文化財発見効果など、本当は効果としてみることがおかしいものもあるのではないか。
政策評価結果の平成21年度予算要求等への反映状況について、松林政策評価官から説明。その後質疑応答が行われた。委員からの主な意見の内容は以下のとおり。
○ 各省の好事例については、きちんと検証することが必要ではないか。
○ 好事例の選定基準を明示することが必要なのではないか。
○ 好事例については、評価局としてのコメントを付けるとさらに良くなるのではないか。
次回日程等について、事務局から報告が行われた。
以上
(文責:総務省行政評価局政策評価官室)
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