会議資料・開催案内等


39回政策評価・独立行政法人評価委員会議事録


  
  1.  日時 平成19年2月9日(金)16時00分から16時20分

  2.  場所 総務省第3特別会議室

  3.  出席者
    (委員)
    丹羽宇一郎委員長、富田俊基委員長代理・独立行政法人評価分科会長、金本良嗣政策評価分科会長、樫谷隆夫、寺尾美子、森泉陽子の各委員

    (事務局)
    松田総務事務次官、熊谷行政評価局長、伊藤官房審議官、新井官房審議官、若生総務課長、吉開政策評価官

  4.  議題
    (1)  委員長互選、委員長代理指名、分科会長指名等
    (2)  その他

  5.  配付資料(PDF)
     政策評価・独立行政法人評価委員会委員

  6.  会議経過
     若生総務課長
     それでは、これより、第39回政策評価・独立行政法人評価委員会を開会いたします。
     本日は、委員改選後初めての委員会ということで、委員長が選出されるまでの間、便宜上、事務局が議事進行を務めさせていただきます。
     まず始めに、お手元の資料をご覧いただきたいと思いますけれども、1枚紙の名簿が出てございますが、1月23日付けで総務大臣から委員任命の発令がございました。資料にありますように、7名の委員の皆様全員再任でございますので、ご紹介は省略させていただきます。
     次に、委員長の選出をお願いしたいと存じます。政策評価・独立行政法人評価委員会令第4条により、委員長は、委員の方々の互選により選任していただくこととされております。委員の皆様方、適任と考えられる方がおられましたら、ご推薦をお願いしたいと存じますが、いかがでしょうか。

     樫谷委員
     引き続き、丹羽委員に委員長をお引き受けいただけたらと考えております。2年間委員長として審議を引っ張っていただきましたので、ぜひお願いしたいと思っております。

     若生総務課長
     ありがとうございます。丹羽委員へのご推薦がございましたが、ほかの委員の皆様方、いかがでございましょうか。

    (「異議なし」の声あり)

     若生総務課長
     それでは、互選の規定によりまして、丹羽委員が委員長にご就任されることとなりました。
     これからは、丹羽委員長に議事進行をお願いしたいと存じます。委員長、よろしくお願いいたします。

     丹羽委員長
     引き続き委員長をご指名いただきました。よろしくお願い申し上げます。
     それでは、本日は、菅大臣にお越しいただいて、ごあいさつする予定になっておりましたが、公務のため出席できないということでございます。代わりに、松田総務事務次官からごあいさつをお願いいたします。

     松田総務事務次官
     総務事務次官の松田でございます。よろしくお願い申し上げます。
     本来なら、菅大臣が参りまして、委員の皆様にごあいさつをし、ご審議のお願いを申し上げる予定でございましたが、本日、大臣は、衆議院の予算委員会に出席いたしておりまして、申しわけございませんが、出席できません。私から菅大臣のあいさつを代読させていただきます。

     丹羽委員長を始め委員の皆様には、ご多忙の中、引き続き委員をお引き受けいただき、厚く御礼申し上げます。
     政策評価については、平成17年12月に制度の見直しを行ったところでありますが、いまだ、社会的に評価が求められている問題をタイミングよく評価していないのではないか、評価の内容や結果が甘いのではないか、評価を踏まえた政策の改善が見えにくいなどの議論がありますことから、私としても、その機能を一層発揮し、実効性のあるものにしていくことが必要であると考えております。
     当委員会におかれては、各府省の評価の取組状況につきまして、評価が十分であるか、活用が十分であるかといった観点からも実情を把握する等、調査審議を賜りますれば幸いでございます。
     また、その上で、総務省としての取組みも含め、政府全体としての政策評価の実施や活用の状況等につきまして、一層の改善すべき点等についてもご審議をいただき、必要に応じご意見をいただければと思います。
     また、独立行政法人評価については、これまで当委員会が主体となって大きな成果を上げてきていただいておりますが、今後とも精力的なご審議を賜りますようお願い申し上げます。
     安倍内閣の目指す、簡素で効率的な「筋肉質の政府」の実現のため、当委員会の果たす役割は非常に大きいと考えております。今後とも皆様のご指導とご協力を賜りますようお願い申し上げ、私のあいさつとさせていただきます。
     
     以上、菅大臣のあいさつを代読させていただきました。ありがとうございました。

     丹羽委員長
     ありがとうございました。
     それでは、私からも一言ごあいさつを申し上げます。
     引き続き委員長を務めることとなりました丹羽でございます。行政の刷新に向けて導入されました政策評価制度、そして独立行政法人制度や個別独立行政法人の運営改善にとって非常に重要な機能、役割を担う本委員会の委員長として、全力を尽くしてまいる所存でございます。どうか皆様方のご協力をよろしくお願い申し上げます。
     政策評価につきましては、各府省のマネジメント・サイクルの中に定着してきてはおりますが、菅大臣のごあいさつにもありましたように、まだまだ不十分な点も多く、改善・充実を図る必要がある様々な課題があると考えております。
     今後は、本委員会として、大臣のご要請を踏まえ、一層の政策評価制度の信頼性の向上、機能の発揮に向けた調査審議を行い、必要に応じ意見を述べてまいることが重要であると思います。
     また、独立行政法人評価につきましても、引き続き、本委員会に求められている役割を十分に果たすべく、効果的、効率的な運用を進めていく必要がございます。
     委員の皆さんには、こうした重要課題につきまして、国民の期待に応えるべく、それぞれ専門的な立場から幅広くご意見をいただき、審議の活性化にご協力を賜りますようお願い申し上げまして、私のごあいさつといたします。どうもありがとうございます。

     それでは、本日の議事に入りたいと思います。政策評価・独立行政法人評価委員会令第4条に基づきまして、委員長として委員長代理を予め指名させていただきたいと思います。委員長代理は、引き続き富田委員にお願いしたいと思いますので、皆様よろしくお願いを申し上げます。
     次に、臨時委員の異動がありましたので、事務局から説明をいたします。

     若生総務課長
     2月8日付で4名の臨時委員の方がご退任されております。政策評価分科会に所属されておりました宇賀克也委員、翁百合委員、独立行政法人評価分科会に所属されておりました島上清明委員、丸島儀一委員の4名でございます。
     次に、同日付で新たに2名の臨時委員の方が任命されております。専修大学経営学部教授の櫻井通晴委員、東京電力株式会社常任監査役の布野俊一委員でございます。
     以上でございます。

     丹羽委員長
     どうもありがとうございます。
     次に、政策評価・独立行政法人評価委員会令第5条に基づきまして、委員の皆様の分科会への所属につきまして、指名をさせていただきます。
     金本委員、寺尾委員、新村委員には、引き続き政策評価分科会への所属をお願いいたします。富田委員、樫谷委員、森泉委員には、引き続き独立行政法人評価分科会への所属をお願いいたします。
     新たに臨時委員に就任されました櫻井委員、布野委員につきましては、独立行政法人評価分科会への所属をお願いいたします。
     その他の臨時委員、専門委員の皆様につきましては、引き続き従前の所属といたします。
     なお、各委員におかれましては、所属しない分科会についての開催のご案内は、これまでと同様に、事務局から差し上げることといたしますので、今回の指名にかかわらず、可能な範囲でご出席をいただき、ご意見を賜りたいと思います。
     また、各分科会の分科会長ですが、政策評価・独立行政法人評価委員会令第5条に基づきまして、私より指名させていただきます。政策評価分科会長は金本委員、独立行政法人評価分科会長は富田委員に引き続きお願いいたしたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
     続きまして、事務局から、委員会の運営に関するこれまでの議事規則等について説明をいたします。

     若生総務課長
     まず、政策評価・独立行政法人評価委員会令がございます。その第7条のところで、議事の関係の規定がございまして、定足数、あるいは多数決等の件について書いてございます。
     続きまして、政策評価・独立行政法人評価委員会の議事規則がございます。第2条で議事の関係、第4条で議事録の公開等について規定をしてございます。
     また、先ほどの議事の公開の具体的な取扱いについて、平成13年1月の初めての委員会のときの申合せ事項がございまして、議事要旨の作成等について取扱いを決めてございます。
     続きまして、これからご説明いたしますことは、独立行政法人評価分科会関係の取り決めでございます。
     まず、分科会の議決をもって委員会の議決とするものということで、独立行政法人の役員の退職金に関係します業績勘案率の決定に関して、分科会の決定をもって委員会の決定とするというものでございます。
     また、「独立行政法人総覧」あるいは「独立行政法人評価年報」の定期刊行物につきましても、分科会で決定したものを委員会名で公表するというものでございます。
     続きまして、関係諸機関との兼任関係等についての申合せがございます。各府省に置かれた府省の独立行政法人評価委員会の委員と当方の委員会との兼任の関係で、兼任の場合に関係の評価作業に関与しない等の、審議の参画についての申合せをしてございます。
     これに関しましては、同じく独法、あるいは国立大学法人等の役職員をされている方の審議への参画について、同様の申合せをしてございます。
     最後に、先ほどの申合せの運用指針ということで、独法等からの金銭を受領した場合、事務局への届出等について取り決めをしてございます。
     以上でございます。

     丹羽委員長
     今後の委員会の運営上、何らかの問題が発生した場合は、その都度、委員の皆様にご相談をしていくことにいたしたいと思います。ただいまの説明につきまして、特段のご意見がございましたら、ご発言をお願いしたいと思います。
     兼任等は、皆さんから申請をいただいて、全部控えておられるということでよろしいですか。

     若生総務課長
     はい。

     丹羽委員長
     よろしゅうございますか。
     それでは、委員会の運営につきましては、従前同様に取り扱わせていただきたいと思いますが、よろしゅうございましょうか。

    (「異議なし」の声あり)

     丹羽委員長
     それでは、そのようにさせていただきます。
     最後に、今後の予定につきまして、事務局から説明を申し上げます。

     若生総務課長
     先ほどの大臣からの要請を踏まえまして、今後、少し密度の濃いご審議をお願いすることになろうかと思います。具体的には、委員長とご相談いたしまして、ご連絡をさせていただきたいと思います。

     丹羽委員長
     それでは、以上をもちまして、第39回の政策評価・独立行政法人評価委員会を終わります。

    (了)







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