会議資料・開催案内等

―速報のため事後修正の可能性あり―


政策評価・独立行政法人評価委員会 政策評価分科会委員懇談会(11月30日開催)議事要旨


  1.  日時  平成18年11月30日(木)15時15分から17時03分

  2.  場所  中央合同庁舎2号館901会議室

  3.  出席者
       (分科会所属委員)金本良嗣政策評価分科会長、翁百合臨時委員、高木勇三臨時委員、高橋伸子臨時委員、田辺国昭臨時委員、木村陽子専門委員、田中常雅専門委員、吉野直行専門委員
    (総務省)熊谷行政評価局長、若生総務課長、吉開政策評価官、横山評価監視官、藤原評価監視官、前川評価監視官、桜井政策評価審議室長

  4.  議題
    (1)  リサイクル対策に関する政策評価について
    (2)  世界最先端の「低公害車」社会の構築に関する評価計画について
    (3)  規制の事前評価について

  5.  資料(PDF)
       資料1   「リサイクル対策に関する政策評価(総合性確保評価)」関係資料
       資料2   「世界最先端の「低公害車」社会の構築に関する政策評価」関係資料

  6.  会議経過
    (1)  リサイクル対策に関する政策評価について、前川評価監視官から説明。その後質疑応答が行われた。その概要は以下のとおり。
     廃棄物の排出量とごみ処理の料金及び関連施策のデータがあれば、計量分析が可能ではないか。
     評価の方向性と課題を出す際に、どこがボトルネックなのかを明らかにすべき。
     天然資源の消費抑制について、現行の指標は、天然資源をひとまとめに評価しているが、化石燃料系や金属系など個別にみた方が良いのではないか。
     ライフサイクルコストを考えないと、環境負荷の影響は判断できない。もう少し指標を整理する必要がある。
     海外流出の問題はリサイクル業者に深刻な影響を与えていると聞くが、どの程度の影響を与えているのか、可能な限り事実関係を押さえた方がいい。
     まとめ方について、エフェクティブレベルについては、数値もあり、全体として把握できており、評価したい。
     目標値の達成状況を細かく分析するだけではなく、効率性の観点から、もう少し踏み込んだ分析をするべき。

    (2)  世界最先端の「低公害車」社会の構築に関する評価計画について、藤原評価監視官から説明。その後質疑応答が行われた。その概要は以下のとおり。
     海外マーケットに対する売り上げや、ガソリン価格の推移、ガソリンの代替エネルギーについても分析するのか。また、税制優遇措置が有効な期間について評価してほしい。
     国策としてメーカーを支援することの意義などの要素も考慮すべき。また、税制優遇、補助金、融資については、割引現在価値による財政コストの把握も必要。
     「低公害車の1,000万台普及」という成果だけでなく、トラック、バスの分野では政策効果が発揮されているのかどうかなど踏み込んで評価してほしい。
     インセンティブを付与する施策があった場合となかった場合とを比較することが必要では。外部の知見も活用し、需要関数などの分析手法を活用してほしい。
     「評価の主な指標等」を更に工夫する必要がある。
     デザインなど新車購入の動機はいろいろあるので、低公害車の購入の動機を把握することができるようアンケート調査を設計すべき。

    (3)  規制の事前評価について、吉開政策評価官から説明。その後質疑応答が行われた。その概要は以下のとおり。
     法律で規制を改正しようとするときに事前評価をするということは、当該省庁が説明責任を果たすという意味があると思うが、その事前評価の結果についてはどうなるのか。

    (4)  次回日程等について、事務局から報告が行われた。


    以上


    (文責:総務省行政評価局政策評価官室)

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