実施概要
地域ICTクラブ名称
西表島、竹富島、小浜島にてICTクラブ立ち上げ段階
協議会等名称(代表団体名)
協議会名:八重山圏域ICTクラブ創設推進委員会 (代表団体:合同会社パワナ、主な協議会構成員:TECH! for ISHIGAKI、八重山商工高校ITテック同好会、竹富町教育委員会)
実施地域
沖縄県竹富町、石垣市
事業の狙い
- 竹富町の島々にいてもICTを学ぶ機会を提供する
- 島ごとのICTクラブを創出し、互いに競い合い学びあう環境を作る
取組のポイント
- 竹富町の島々においてICTクラブの形成するメンターを育成
- 八重山商工高校の高校生がメンター育成を担うことで、離島の人材不足を補い、同時に高校生の学びを深める
- 映像教材を作成し、ホームページから閲覧可能にすることで、離島での学びの機会を提供する
協議会構成
メンター育成
メンター募集
- 西表島、小浜島、竹富島の学校単位で、メンター育成講座を開講
- 学校教員のメンター育成を行い、メンターによるワークショップを開催し地域住民の募集を行った
メンター育成内容
- プログラミングについての基礎知識と、micro:bitを使ったブロックプログラミングについて(各離島でのメンター育成)
- 映像教材の制作(八重山商工高校の高校生メンター)
- micro:bitを使ったワークショップ(西表島のメンター育成)
- 全国のICTを活用した場づくりを行っている事例の紹介
講師:Hack for Play 寺田、GIFTED AGENT 松田 みんなのコード 竹谷
検証講座
教材・カリキュラム
【使用教材】
micro:bit
【カリキュラム】
基本操作
LEDを光らせよう
音を鳴らそう
暗算ゲームを作ろう
オリジナルゲーム体験
- メンターによる講義
- テキストによる視覚教材
- リアルタイムに講座を受けれない人に向けた映像教材
講座の様子
- 西表小中学校にてメンターによるワークショップを開催
- 小中学生が定員を超えて参加
- 保護者、学校教員、校長なども参加
- プログラミングを行う機会が少なく、子どもたちはとても意欲的に取り組んだ
- PCとiPadを準備し、経験の差があってもプログラミングを行える環境を提供
成果
平成30年度実績
クラブ設置総数(ヶ所) | 創設中 | ||
講座実施総数(回) |
1 回 |
||
構成員種別 | 主な属性 | 人数(名) | |
参加児童等 | 児童生徒等 |
小2〜中3 |
17 名 |
上記以外 |
保護者、教諭、校長 |
3 名 |
|
メンター |
中学校教諭 |
1 名 |
|
サポーター |
高校生 |
2 名 |
自走化に向けて
- 竹富町の島々においても子ども、保護者のプログラミングをはじめとしたテクノロジーを学び活用したいというニーズは高い
- 各島の子どもたちが競い合う環境として、石垣島においてプログラミングコンテストの開催等を行い、ICTクラブの普及を促したい
- 離島での人材不足を補うための遠隔支援の必要性を感じた