東大阪モノづくりICTクラブ

実施概要

地域ICTクラブ名称

東大阪モノづくりICTクラブ

協議会等名称(代表団体名)

協議会名:東大阪モノづくりICTクラブ協議会
(株式会社コノエ)

実施地域

大阪府東大阪市、大阪府大阪市住之江区

事業の狙い

東大阪市の地場産業である製造業(モノづくり)の次世代人材を育てるため、モノづくり(ハードエンジニアリング)とプログラミング(ソフトエンジニアリング)の両方を学ぶクラブを設置。同じ人材を求めるロボット産業の団体も参画し、モノづくり、IoT、プログラミング、ロボットへの興味関心を持ってもらうことを目的とした。

取組のポイント

  • モノづくり教育×ICT・ロボット教育
  • モノづくりとプログラミングを仕事とする両分野のメンターが揃った。
  • 家族の困りごと(課題)を解決するサービスロボットの企画〜プログラミング〜製作の流れをチーム制にて行った。

協議会構成

協議会構成1

メンター育成

メンター募集

(株)コノエが持つモノづくり企業のネットワークや、協議会構成員である(一社)i-RooBo Network Forumや、(株)ハックのネットワークを通じて、モノづくり教育やプログラミング教育に携わる、もしくは興味のある方々へ募った。そのため、現役でその仕事をするメンターに参加いただくことができた。

メンター募集

メンター育成内容

  • プログラミングスクールを運営する(株)ハックや、モノづくりをテーマに子ども向けワークショップを行う(株)コノエより、 obnizのハンズオン講習の他、児童への接し方、教育方法について講習を行った。
  • 各講座の前後にメンターミーティングを行い、ファシリテーションの仕方や、個別児童や各チームに対する対応方法の意見を出し合い、楽しさと学びのある講座となるよう情報共有を行った。
メンター育成内容
メンター育成内容2

講座企画〜実施

教材・カリキュラム

IoT開発ボード「obniz」を使い、プログラミングとモノづくりを組み合わせたオリジナルロボットをつくる独自の講座・カリキュラムを実施。

1)obnizハンズオン講座
2)工業用ロボット操作体験
3)オリジナルロボット企画&設計図づくり
4)obnizを使ったロボット開発
5)成果発表会

※モノづくり工場の見学を予定していたが、台風の影響により中止となった。

教材・カリキュラム

講座の様子

チームごとに、モノづくり分野とプログラミング分野のメンターを配置。参加児童とファシリテーター役のメンターとが一緒に考え製作していく形で、子ども達が楽しくプログラミングや、モノづくりに取り組む姿が見られた。

保護者からは、「初めて会う子とあんなに仲良くひとつのことに取り組んでいる姿をはじめてみた」や、「また今回のような講座に参加させたい」との声もいただいた。

講座の様子
講座の様子2
講座の様子3

成果

令和元年度実績

クラブ設置総数(ヶ所)

2ヶ所

講座実施総数(回)

6 回

構成員種別 主な属性 人数(名)
参加児童等 児童生徒等

小学3〜6年生
中学1年生

34 名

上記以外

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メンター

プログラマー、SE
モノづくり企業の社員・経営者

18 名

サポーター

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自走化に向けて

【東大阪地域】
 地域内の施設と連携し、今回の実証モデルをベースに、スクール事業としての検討を進めている。

【大阪市住之江区地域】
 Robo&Peace(ATC内)の施設を拠点に、Robo&Peaceの会員モデルに組み込む形で、カリキュラム構築を進めている。

問い合わせ先

東大阪モノづくりICTクラブ協議会・キッズプロジェクト
担当:山田

y_yamada/atmark/kids-project.jp
※ 迷惑メール対策のため、「@」を「/atmark/」と表示しております。送信の際には、「@」に変更してください。
06-6746-1903

https://ictclub.nijiiro-kids.jp/

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