実施概要
地域ICTクラブ名称
デジタル寺子屋 1つづき-シェアリーカフェ 2つづき-加賀原 3中川アリオーソ 4東山田DEN 5つづきの丘
協議会等名称(代表団体名)
協議会名:つづきIoT学習推進協議会(代表団体:NPO法人I Loveつづき)
主な協議会構成員:NPO法人ブロードバンドスクール協会、日本マイクロソフト株式会社、PCN秋葉原、ONE、アリオーソ学習教室、イクミンズ、(一社)横浜もの・まち・ひとづくり、NPO法人テレワークセンター横浜
実施地域
神奈川県横浜市都筑区
事業の狙い
情報学習機会の少ない女性や高齢者が楽しく参加できる地域ICTクラブモデルとその支援体制を構築すること。
2020年度から始まるプログラミング初等教育を地域で支援しうるメンター、サポーターの養成をNPO,自治会、自治体(コミュニティハウス)など複数の団体で実験、検証した。
取組のポイント
- 電子工作というものづくりをきっかけにプログラミングを学べる
- 少人数の教室で、子どもたちは自分のペースで学習できる
- 子ども好きな高齢のメンター、サポーターと子どもたちが良い人間関係の中で学べる
- 子どもだけではなく、保護者の参加を奨励し、保護者をサポーター、メンターとして養成する試みを行った
協議会構成
NPO法人 I Loveつづき(代表団体)
NPO法人ブロードバンドスクール協会
日本マイクロソフト
PCN秋葉原
ONE
アリオーソ学習教室
イクミンズ
(一社)横浜もの・まち ・ひとづくり
NPO法人テレワークセンター横浜
メンター・サポーター育成
メンター・サポーター募集
主にシニアを対象にチラシ、インターネット、口コミで募集した。当プログラミング教室を見学しに来た保護者等にも説明を行い、サポーター講座参加を呼びかけた。
条件
- 説明会に参加し、事業を理解している。
- パソコンを利用したことがある。
- 研修として、実際の講座を見学してもらい、講師と事務局の判断により、サポーターと して採用された場合、1回3000円+交通費を支払う。サポーター経験のち、メンターになることもできる。
メンター・サポーター育成内容
シニア向けメンターサポーター講座
ねらい:比較的時間の余裕のあるシニアや保護者を対象に、こどもたちの学びのサポートができる人材を育成する。
講座講師 : ブロードバンドスクール協会、PCN秋葉原他
講座内容 : プログラミングの基本(micro:bit・IchigoJam を使用)
講座企画〜実施
教材・カリキュラム
【企画】
- 小学3年〜6年を対象
- プログラミング+電子工作(micro:bit IchigoJam を使用)
- 1回2時間程度
【実施内容】
- プログラミングの基本のみ、カリキュラムを組み、理解の度合いに合わせて、テキストを準備した。
- 手軽に手に入り、楽しめるアイ ロンビーズを使った電子工作を取り入れた。
- 発達障害児向けの講座も行った。
IchigoJamと作品
micro:bit + PC じゃんけんゲーム
講座の様子
↑中国,西安市で開催された「Coding the Future」で
デジタル寺子屋@つづきの活動を紹介をする若宮さん
成果
平成30年度実績
クラブ設置総数(ヶ所) |
5ヶ所 |
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講座実施総数(回) |
63 回 |
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構成員種別 | 主な属性 | 人数(名) | |
参加児童等 | 児童生徒等 |
5才−中学生 |
81 名 |
障害児 |
発達障害児 |
6 名 |
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上記以外 |
大人 |
26 名 |
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メンター |
一般 |
11 名 |
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サポーター |
一般(保護者含む) |
19 名 |
自走化に向けて
- 加賀原やつづきの丘では、PTAや子ども会活動をしている人の中から、メンターやサポーターが育った。また、ICTクラブも生まれ、場所もあり、運営する人もいることから、継続する。
- シェアリーカフェでは、こども、保護者やシニアの会員を募集し、新たにゆるやかな交流の場づくりをしていく。イベント的に有料の講座も行う。
- 発達障害児のためのクラスでは、親子で参加できる、放課後の活動として継続する。
問い合わせ先
NPO法人I Love つづき
理事長 岩室晶子
info/atmark/ilt.yokohama
※ 迷惑メール対策のため、「@」を「/atmark/」と表示しております。送信の際には、「@」に変更してください。
045-306-9004