実施概要
地域ICTクラブ名称
菊川ジュニアビレッジ、柏の葉ジュニアビレッジ、横須賀ジュニアビレッジ
協議会等名称(代表団体名)
協議会名:ジュニアビレッジ運営協議会
(株式会社JTB)
実施地域
静岡県菊川市、千葉県柏市、神奈川県横須賀市
事業の狙い
リモートで田畑を観察できるWEBカメラのシステムを作り、実際に観察し、ICTを農業で活用することの意味を考えるプロジェクト型学習プログラムとしての実証。
ジュニアビレッジ等の既存リソースを活用した全国水平展開可能な地域自走運営体制の実証。
取組のポイント
- 農業×ICTをテーマに、未来の農業を考えるアグリテックプログラム。
- 子ども達にICTを活用することの意味を体感させる。
- 産学官連携で全国で水平展開可能なプロジェクト型学習プログラム。
協議会構成
メンター育成
メンター募集
- NTTグループOB・OGへの協力依頼/アクティブシニア支援機構(各地区3名ずつ募集)
- 謝金交通費支給有、全回参加でなくても可、人づくりに興味のある方、PC操作スキル必須(Googleスライドで文書作成程度)
メンター育成内容
- グローカルデザインスクール、JTB旅いくスタッフによる事前研修、事後研修の他毎回実施前に研修と振り返りを実施。
- オリジナルテキストを作成、使用。
- 目的共有、子ども達との対話法、役割、進行方法、操作方法などを研修。
講座企画〜実施
教材・カリキュラム
【第1回】畑を見守るWEBカメラの役割を知ろう!ラズベリーパイを使って畑を見守るWEBカメラを組み立て、畑に設置しよう
【第2回】WEBカメラのプログラムを作ってみよう
【第3・4回】リモート操作で畑の画像を撮影してデジタル観察記録を作ってみよう
【第5回】合同WEB発表会~活動を紹介し未来の農業を考えよう
【教材】
- Raspberry Pi 3Model B+
- Raspberry Pi Camera
- オリジナルテキスト
- Python , remote it , TeraTerm , Google Slide
講座の様子
- 実際の農業課題
草だらけの畑、台風後の田んぼの画像を見せ、農業の課題を共有。農家の仕事が多岐にわたる中、人材不足で多くの課題があることを共有し「業務効率を図るツールとしてICTを活用したらどうなるか」という問題提起を行った。
- グループワーク
個人ワークだけでなく、グループでまとめる活動を取り入れることで、異年齢同士でも友達になりやすい環境を作り、学習効果を高めるよう工夫した。
- 合同WEB発表会
成果発表は保護者見学可とし、3拠点をWEBでつないで地域ごとの活動紹介及び質疑応答を行うことで、子ども達の達成感向上に繋げた。
成果
令和元年度実績
クラブ設置総数(ヶ所) |
3ヶ所 |
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講座実施総数(回) |
15 回 |
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構成員種別 | 主な属性 | 人数(名) | |
参加児童等 | 児童生徒等 |
小学2−高校1年 |
45 名 |
メンター |
NTTグループのOB・OG |
9 名 |
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サポーター |
大学生、ジュニアビレッジコーチ、 |
9 名 |
学校との連携実績
【後援】静岡県菊川市、菊川市教育委員会、千葉県柏市、柏市教育委員会、神奈川県横須賀市、横須賀市教育委員会
自走化に向けて
- ジュニアビレッジのアグリテック部会として開催。通年のプログラムとして、どのように組み込んでいくのか現在検討中
問い合わせ先
株式会社JTB
霞が関事業部
橘田
c_kitsuta662/atmark/jtb.com
※ 迷惑メール対策のため、「@」を「/atmark/」と表示しております。送信の際には、「@」に変更してください。
03-6737-9261
https://tabi-iku.jtbbwt.com/feature-static/junior_village/3286