実施概要
地域ICTクラブ名称
十勝EdTechコンソーシアム
協議会等名称(代表団体名)
協議会名:十勝EdTechコンソーシアム (代表団体:帯広コア専門学校、協議会構成員:(一社)北海道熱中開拓機構、(株)Innovation Power、(株)農業情報設計社、十勝キャリアデザインネットワーク、(有)ワン・エックス、岡田農場、ファームノートHD、とかち財団、更別村)
実施地域
北海道帯広市・更別村
事業の狙い
国内有数の農業地域:北海道十勝
〜避けられないスマート産業化
→一次産業の担い手育成
〇子供たちの情報教育環境の構築
〇自由に集い、自由に学べる場所づくり
〇学びのネットワーク化
取組のポイント
プログラミングを中心とした学びのネットワークを構築
- 「セントラル」と「ブランチ」による構成
- プロフェッショナルによる講義
- 農業IoT〜地域の特性を生かす
協議会構成
十勝EdTechコンソーシアム | |
---|---|
学校法人 帯広コア学園 代表団体・帯広ブランチ |
更別村 自治体・参加者の呼びかけ等 |
十勝キャリアデザインネットワーク 女性異業種交流会・メンターの育成 |
公益財団法人 とかち財団 公益財団 |
一般社団法人 北海道熱中開拓機構 更別ブランチ |
株式会社 農業情報設計社 IoT的知見の提供 |
岡田農場 農業的知見の共有 |
株式会社 ファームノートホールディングス 農業的知見の共有 |
株式会社 Innovation Power 千葉県柏市での実績・カリキュラム支援 |
熱中小学校 ボランティア教諭の会 メンター |
メンター育成
メンター募集
- コンソーシアム構成員+地域のIT技術者、十勝さらべつ熱中小学校生徒、地元専門学校生などへの呼びかけにより確保した
- 報酬なし、交通費あり
- メンター育成会2回、フォローアップ研修を1回実施
メンター育成内容
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(株)Innovation Power 宮島衣瑛氏(千葉県柏市でcoder dojoを運営)による指導 理論→実践→応用
1理論:プログラミング教育の現状、必要性の認識
2実践:Scratchに触れる+テキストの活用
3応用:「教える意識」の変革
講座企画〜実施
教材・カリキュラム
〇セントラル
月1回講師を招いた講話とテーマを掲げたワークショップ形式の講座を計5回開催
〇ブランチ
テーマを決めず子供たちが自由に学ぶ時間
〇教材
・ソフトは、Scratchをベースに学習
・ハードはRaspberry Pi、micro:bitなど複数用意し、自由に使える空間を提供
講座の様子
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更別会場を「セントラル」、帯広会場を「ブランチ」として実施
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講話を聴講した保護者からは、プログラミング教育の必要性について「理解が深まった」と、好意的な感想が寄せられた
- 更別村農業者の協力による「農業とプログラミングの関係」と題した講演を実施
- 帯広の子供たちをバスで更別会場へ〜新たな交流が芽生える
- 発表会では、緊張しつつもしっかり伝えた
成果
平成30年度実績
クラブ設置総数(ヶ所) | 2 ヶ所 | ||
講座実施総数(回) |
30 回 |
||
構成員種別 | 主な属性 | 人数(名) | |
参加児童等 | 児童生徒等 |
小学3年生〜中学3年生 |
64 名 |
上記以外 |
保護者 |
17 名 |
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メンター |
コンソーシアム構成員 |
29 名 |
|
サポーター |
コンソーシアム構成員 |
6名 |
自走化に向けて
(1)地元学生を巻き込む(帯広コア学園生徒のメンター参加)
(2)自治体と学校の連携(全体での盛り上がりを)
(3)ブランチの拡大(近隣町村への拠点拡大)
(4)IoTの学びの機会を拡大
(農業×IoT〜子供たちの実践へ)