志田林三郎ICTクラブ協議会

実施概要

地域ICTクラブ名称

志田林三郎ICTクラブ

協議会等名称(代表団体名)

協議会名:志田林三郎ICTクラブ協議会
(代表団体:(株)オプティム、主な協議会構成員:佐賀県多久市、価値創造プラットフォーム)

実施地域

佐賀県多久市・佐賀市

事業の狙い

先端ITの継続的進化と活用を進め、生活者・産業界へ新たな価値を創造・提供できる、次世代のエンジニアの育成

  • 技術を磨くことに楽しみを抱くのと同様に、その用途を考え、誰かに貢献することに喜びを感じる価値観をもったエンジニア
  • 問題の発見・創造に挑戦し、成功するまで挑戦し続けるエンジニア

取組のポイント

【継続性】オプティムでアルバイトを行う大学・院生が、コンテンツの作成から講義運営まで実施
【効果性】プログラミングだけでなく、ITが私達の生活や産業にどのように役に立つか、体験型で学ぶ
【啓蒙性】自分の力で創ったプログラミング作品を、自分のよりも大きなスクリーンで、友達と父兄にプレゼン

協議会構成

協議会構成1

メンター育成

メンター募集

  • 佐賀大学内に拠点を構える地の利を活かし、オプティムでアルバイトを行う学生を中心に募集
  • 2~3日を1単位として、連日で開催される講座にすべて参加できることが原則
  • 報酬は通常のバイト代と同時給とし、人数を限定せず募集
メンター募集

メンター育成内容

  • メンターは、大学院・大学でITを学び、オプティムですでにエンジニアにとして活躍する人材であり、教え方・講座運営以外はすでにベースとなるスキルを持っていた
  • よって、正社員エンジニアがSV的にサポートし、メンター陣の自発・自主的創意工夫に任せる形でマテリアル・カリキュラムを設計。そのプロセスそのものを育成の場とした
  • 開催期間中も、毎日の反省会での相互研鑽を通じ、会を追うごとに育つ仕組みを取り入れた
メンター育成内容

講座企画〜実施

教材・カリキュラム

  • ゲーム性と講座設計における自由度を重視し、マインクラフトを使用。テキスト・進め方はメンター陣の完全手作り
  • プログラミングスキルよりも、その重要性や必要性をよりリアルに学び、興味をもってもらうことを重視しマインド面を意識したカリキュラムとした
    (1)プログラミングでできることを体験型で学ぶ
    (2)練習問題を通じて、プログラミングを学ぶ
    (3)学んだことを使って、プログラミング作品を創る
    (4)他の受講者の作品で遊び、フィードバックする
    (5)みんなの前で、自分の作品を発表する
教材・カリキュラム

講座の様子

講座の様子

学生メンターが全講義を実施
講座の様子1

自分よりも大きなスクリーンでプレゼン
講座の様子2

成果

平成30年度実績

クラブ設置総数(ヶ所)

2ヶ所
講座実施総数(回)

7 回

構成員種別 主な属性 人数(名)
参加児童等 児童生徒等

小学3〜6年生

53 名

上記以外

中学生・一般

6 名

メンター

大学生・大学院生
社会人

16 名

サポーター

オプティム、多久市職員

23 名

自走化に向けて

  • 学生メンターが、講座に対する強いオーナーシップを持ち、創意工夫を続ける、先輩がリーダーシップを発揮する構図は教える側にも多いに学びとなった
  • 構成団体・企業の会議室を使用できたことで、運営費の大幅圧縮が実現できた
  • 受講ニーズは多い。募集活動をしっかりし、応えていきたい

問い合わせ先

株式会社オプティム
執行役員 山下隆敏

takatoshi.yamashita/atmark/optim.co.jp
※ 迷惑メール対策のため、「@」を「/atmark/」と表示しております。送信の際には、「@」に変更してください。

https://www.optim.co.jp/
(オプティムHP)

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