中二小プログラミング学習クラブ

実施概要

地域ICTクラブ名称

中二小プログラミング学習クラブ

協議会等名称(代表団体名)

中二小プログラミング学習クラブ協議会
(代表団体:愛川町立中津第二小学校、主な協議会構成員:愛川町教育委員会、神奈川工科大学、(株)ウチダシステムズ、(株)ミヤダイ中央社、特定非営利法人「みんなのコード」

実施地域

神奈川県愛甲郡愛川町

事業の狙い

授業と本クラブでプログラミングに思う存分浸らせ、ゆくゆくはWRO出場を目指す児童を輩出したい。
また、プログラミングに関する「教育課程内の授業」と「教育課程外の本クラブ活動」の相乗効果を図るモデルケースとしての成果をあげたいと考えている。

取組のポイント

  • メンターがプログラミング教育を研究している教職員であるため、短時間で効率的な活動が可能。
  • 人件費も会場費もかからないので、低コストで自走が容易。
  • 2020年度、必修化されるプログラミング教育のモデルケースになりうる。

協議会構成

協議会構成1

メンター育成

メンター募集

学校便りやチラシを配付し、地域の方に呼びかけた。その結果メンターとサポーター1名ずつが、ご協力いただけることになった。
今後、愛川高等学校や神奈川工科大学の学生サポーターを派遣してもらえるように、次年度の計画を検討している。

中二小メンター・サポーター募集チラシ

メンター育成内容

2018年度から「プログラミング教育フロンティアスクール」の研究指定を受けている。そのため、メンターとなる教職員5名は既に以下のような研修をおよそ30時間行っている。

  • 神奈川工科大学 金井徳兼教授による LEGO WeDo2.0
  • (株)内田洋行 五十嵐晶子氏による VISCUIT
  • (株)ナリカ 本江優衣氏による 宇宙エレベーター

また、児童への指示や統率、支援については、普段、授業をしているので、メンターとしての十分な知識と経験を有している。

メンター育成内容
メンター育成内容 2

講座企画〜実施

教材・カリキュラム

【VISCUIT】

  • レーシングゲームを作ろう

【LEGO We Do2.0】

  • スパイロボットを作ろう

【LEGO MINDSTORMS】

  • 迷路を走る自動車ロボット

やり方の説明やミッションを与えるのは全てプレゼンテーション資料にて。メンターが交通事故に見舞われる特撮映像を見せ、ぶつからない車を作るミッションを与える。



      
教材・カリキュラム 1
教材・カリキュラム 2
教材・カリキュラム 3

講座の様子

プログラミングの活動をしていると、笑顔・歓声・声援・感動拍手が児童から沸き上がる。そして、自然と主体的に学ぶようになり、対話が始まる。教育課程外のこのクラブ活動が教育課程内の授業場面に良い効果をもたらしている。 
2020年1月24日にプログラミング教育研究発表フェスティバルを開催。県内外の学校関係者やマスコミ等約90名が来校。この場で本クラブの活動の様子を公開。

講座の様子 2
講座の様子 1

講座の様子 3
講座の様子 4

成果

令和元年度実績

クラブ設置総数(ヶ所) 1ヶ所
講座実施総数(回)

10 回

構成員種別 主な属性 人数(名)
参加児童等 児童生徒等

小学校3−6年生

45 名

上記以外
地域住民

1 名

メンター

教職員、地域住民

6 名

サポーター

地域住民

1 名

参加募集方法

本校の児童を対象としてスタート。講座案内のチラシにQRコードをつけ、Googleフォームで参加申し込みを受け付けた。

自走化に向けて

クラブの参加者は本校児童に呼びかければ、すぐに集まる。メンターは本校の教職員が主に行うので、人件費等が不要で、自走していくことが容易である。

今後は、教職員の負担を減らすために、高校生や大学生のサポーターが参加しやすい時間帯の実施を検討する。

自走化に向けて

問い合わせ先

愛川町立中津第二小学校
校長 佐野昌美

ai2e-t101/atmark/el.aikawa-edu.jp
※ 迷惑メール対策のため、「@」を「/atmark/」と表示しております。送信の際には、「@」に変更してください。
046-285-2960

http://naka2.xyz/?tag=ictclub

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