新座IoTの学び推進協議会

実施概要

地域ICTクラブ名称

新座ICTくらぶ(野火止ICTくらぶ、菅沢ICTくらぶ、新塚ICTくらぶ、本多ICTくらぶ、東北ICTくらぶ)

協議会等名称(代表団体名)

協議会名:新座IoTの学び推進協議会 
(代表団体:特定非営利活動法人新座子育てネットワーク)

実施地域

埼玉県新座市

事業の狙い

プログラミング・ネイティブで、行こう!

  • 学校とは違う、子どもの居場所
  • プログラミングを楽しむ、仲間がいる
  • 指導役や監視役じゃない、活動仲間としてのメンターがいる
  • 子どもの主体性が尊重される
  • 多様な個性が尊重されるインクルーシブな環境
  • 未来につながるICTと出会うワクワクする場所

以上のコンセプトを、メンター・参加児童の保護者らと共有しながら取り組んだ。

取組のポイント

  • 子どもたちの遊びの場である児童センター2館を含む公共施設と大学を会場に設定
  • 児童センター運営と過去のプログラミング活動の経験を講座設計と運営に活用
  • 学校行事と保護者に配慮した進行
  • 市内全小学校の広報協力
  • 事業主旨・運営体制、全クラブ日程、全メンター養成講座日程などを網羅した広報誌を夏休み明け、市内小学校の全1〜3年生に配布
  • クラブ専用webサイトの開設
  • 講座満足度96%

協議会構成

協議会構成1

メンター育成

メンター募集

対象:市内在住・在勤および在学でICT教育に関心のある者。

★メンター養成講座の受講必須

養成講座募集方法:広報誌、チラシ
応募者多数の為開催を6回→8回へ
大学生・高校生メンターも誕生

メンター専用サイトの開設

  • ICTくらぶに参加してやりがいがあった 90%(メンターアンケート)
メンター募集2

メンター募集1

メンター育成内容

  • メンター養成講座のねらい
     クラブのコンセプトを共有し、活動に必要な知識と技術を習得し、子どもたちとの関わり方やポイントを理解する。
  • 使用教材
     クラブ機材、メンター・サポート・ブック、児童用テキスト
  • 講師
     代表団体の職員とゲスト(Coder Dojoひばりヶ丘 新妻正夫氏)
  • インクルーシブ研修の実施
     テーマ「ICTで広がる”共に遊び働く”未来」
      20名参加(うちメンター15名)
メンター育成内容1

メンター育成内容2
メンター育成内容3

講座企画〜実施

教材・カリキュラム

<講座内容>
 1回2時間×3回
 参加児童:12名〜20名

  • 第1回「PCを作ろう!プログラミングしよう」
  • 第2回「Scratchでオリジナルゲームやアニメを作ろう!」
  • 第3回「LEDイルミネーションをプログラミングしよう!」
教材・カリキュラム3

教材・カリキュラム1
教材・カリキュラム2

<使用機材・教材>

Raspberry Pi、Scratch2.0、モニタ、キーボード、マウス、LED、抵抗、ブレッドボード、ジャンパワイヤ
児童用テキスト、学習動画(1)(2)(3)、Scratchコーディングカード ほか

教材・カリキュラム5

教材・カリキュラム4
教材・カリキュラム6

講座の様子

平成31年 2/3(日)ファイナル・イベント開催

午前:ICTくらぶ・メンター・協議会メンバー対象
 事業報告/各ICTくらぶ紹介
 講演:阿部和広氏「子どもたちのプログラミング思考力」
 ICTくらぶ応募作品の表彰(応募50作品、表彰20作品)
 メンター感謝状 2名贈呈
 ICTくらぶ作品の展示(フリー体験)
 →大人19名、子ども23名(計42名参加)
午後:ICTくらぶ・メンター・一般児童対象
 ・ワークショップ:ドローン飛行体験 MakeyMakey
 ・ICTくらぶ 応募作品の展示 (フリー体験)
 →大人25名、子ども39名(計62名参加)

参加者合計:106名

講座の様子1
講座の様子2
講座の様子3

イベントに向けて

  • 作品作りの機会家庭にプログラミング環境のない児童のために市内3ヶ所で作品作りの機会を設けた。
  • 専用スタジオ開設Scratchサイト内に新座ICTくらぶし、作品投稿やお互いの作品で遊べるようにした。
講座の様子4

成果

平成30年度実績

クラブ設置総数(ヶ所)

5ヶ所

講座実施総数(回)

27 回

構成員種別 主な属性 人数(名)
参加児童等 児童生徒等

小学校1〜6年生
(障がいを持った児童)

111 名
(内 3 名)

上記以外

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メンター

市内在住・在勤および在学で
ICT教育に関心のある者

162 名
(うち活動 33 名)

自走化に向けて

  • 平成30年度の使用機材、開発教材を引き続き活用しつつ、IoT体験に発展する新たな機材を調達(ノートPC、iPad、ドローン、MakeyMakey)

  • メンターのチーム化と主体的な活動への誘導

  • 講座内容を発展させる(平成30年度の3回を入門編とし自由活動日を追加)

  • クラブ開催時期の変更(長期休暇の連日開催)

  • 運営コスト調達の方策の検討(参加費徴収、助成金申請の検討など)

  • 協議会体制を継承しながらクラブを継続・発展させる

その他令和元年度に向けて

  • 2019年4月9日に地元での報告会を開催し、本事例を広く発信する

  • 2019年度ScratchDayに参加

自走化に向けて1
自走化に向けて2

問い合わせ先

NPO法人新座子育てネットワーク
本部 遠藤裕子

office/atmark/ccn01.mygbiz.com
※ 迷惑メール対策のため、「@」を「/atmark/」と表示しております。送信の際には、「@」に変更してください。
048-482-5732

https://www.ccn.niiza-ksdt.com/

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