島原地域ICTクラフ推進協議会

実施概要

地域ICTクラブ名称

島原ICTクラブ

協議会等名称(代表団体名)

協議会名:島原地域ICTクラブ推進協議会 (代表団体:ケーブルテレビジョン島原、
主な協議会構成員:島原市・福岡工業大学・島原ソフトウェア・CA Tech Kids)

実施地域

長崎県島原市

事業の狙い

  • ICT/IoTが好きな子どもたちが生まれる持続可能な循環を形成
  • 障害の有無や世代を超えて、継続的に学び合える環境の構築
  • 地域のICT/IoTへの理解の高まりと取り組みの促進
  • 今後の実施が考えられる「高齢者へ向けたICT/IoT施策展開」

取組のポイント

  • 晴眼盲弱を区別しないロボットプログラミング教材を使用した障害者交流
  • 有料プログラミング事業で蓄積したノウハウを活かしたコミュニケーション研修
  • 地域のICT企業がメンターを担当
  • 都市部工業大学が教材を開発

協議会構成

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メンター育成

メンター募集

  • メンターは地域で業務システム運用、プログラム開発を行っている島原ソフトウェアがボランティアで実施
  • 授業の進行を福岡工業大学の学生がサポーターとして支援
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メンター育成内容

  • 教材研修
    既にソフトウェアの専門家であるメンター候補生を対象にKOROBO SPの組立てや動作を指導
  • コミュニケーション研修
    地域で有料プログラミング教室を開催しているケーブルテレビジョン島原と、都市部でプログラミング教室を運営するCA Tech Kidsがマニュアル作成・研修を実施。
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講座企画〜実施

教材・カリキュラム

  • 教材は福岡工業大学が開発したKOROBO SPを使用
  • 教材・副教材は盲学校での使用を前提にデザイン

授業内容の一例

  • ロボットダンス  
    全員でロボット一斉にダンスを踊るプログラムを作成
  • 障害物回避
    タッチセンサーを活用し障害物を回避しながら進むプログラムを作成
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講座の様子

通常講座

  • 外装の作成など様々な楽しみ方を提供することで全児童が楽しめるクラブへ

長崎県立盲学校

  • 弱視者を対象に同教材を使用して試験授業を実施
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競技会(福工大杯)

  • 学びの成果発表の場として競技会を開催。習熟度に合わせた複数の競技を開催(動画公開中)
  • 地域に住む視覚障害者が競技に参加することで児童と視覚障害者の自然な交流を実現
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成果

平成30年度実績

クラブ設置総数(ヶ所)

3ヶ所

講座実施総数(回)

12 回

構成員種別 主な属性 人数(名)
参加児童等

児童生徒等

小学5−6年生

32 名

上記以外

中長崎県立盲学校生徒 

3 名

メンター

地域のICT企業社員

7 名

サポーター

大学生・協議会メンバー 

33 名

自走化に向けて

  • 事業期間内に講座運営に必要なモノを全て準備。流用性を高めることで、次年度以降の運用コストを大幅に削減 (印刷費・電池代以外はほとんどコストがかからない)
  • 協議会のステークホルタが、それぞれのメリットを享受できる体制を構築。次年度以降もそれぞれがメリットを得ながら無理をしない運用を実施。

問い合わせ先

株式会社ケーブルテレビジョン島原
ICTクラブ係 主任 牟田口幸紘

info/atmark/shimabara.club
※ 迷惑メール対策のため、「@」を「/atmark/」と表示しております。送信の際には、「@」に変更してください。
0957-63-3456

https://shimabara.club/

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