会議資料・開催案内等

情報通信審議会 情報通信技術分科会(第26回)議事概要

1 日時 平成16年6月30日(水)  14時00分〜14時57分

2 場所 総務省第一特別会議室(8階)

3 出席者
 (1)   委員
  齊藤 忠夫(分科会長)、原島 博(分科会長代理)、川田 隆資、
  酒井 善則、清水 英一、高畑 文雄、土居 範久、土井 美和子、
  中川 正雄、根元 義章
  (以上10名)

 (2)   事務局
  福岡情報通信政策局総務課長

 (3)   総務省
 (大臣官房)
  鬼頭技術総括審議官
 (情報通信政策局)
  武井技術政策課長
 (総合通信基盤局)
  有冨総合通信基盤局長、江嵜事業部長、稲田電波政策課長
  児玉電気通信技術システム課長、富永移動通信課長、
  山内衛星移動通信課長、米子衛星移動通信課企画官  

4  議題

(1)  「電気通信事業における緊急通報機能等の高度化方策」のうち「携帯電話からの緊急通報における発信者位置情報通知機能に係る技術的条件」について
【平成15年11月27日諮問第2015号】

  審議の結果、携帯電話からの緊急通報における発信者位置情報通知機能に係る技術的条件を取りまとめ答申。

内容】
 緊急通報に占める携帯電話からの通報の割合が急増している中、携帯電話からの緊急通報における発信者の位置情報を通知する機能の実現が求められていることから、携帯電話からの緊急通報における発信者位置情報を通知する機能に係る技術的条件について取りまとめて答申したもの。

(2) 「船上地球局による高速・大容量海上衛星通信システムの技術的条件」について
【諮問第2016号】

  審議の結果、「移動衛星通信システム委員会」において調査検討し、審議を進めることとした。

内容】
  近年、光ファイバーやADSL、無線LAN等の活用による利便性に富んだインターネット利用環境の整備が急激に進められている中、船舶分野においても、運行中の船舶内における旅客のEメールの送受信、ウェブページ閲覧等のインターネット接続サービスの提供等海上と地上間の高速かつ大容量データ通信に対するニーズが高まっていることから、これらに対応するため、船上地球局による高速・大容量海上衛星通信システムの技術的条件ついて諮問があったもの。

(3) 「小電力の無線システムの高度化に必要な技術的条件」のうち「移動体識別システム(UHF帯電子タグシステム)の技術的条件」について
【平成14年9月30日諮問第2009号・審議再開】

  小電力無線システム委員会事務局から報告があり、了承された。

内容】
  今後、ユビキタスネットワーク社会の構築が進展していく中で、電子タグシステムは、重要な役割を果たす基盤的ツールとして期待され、生産、物流、販売、食品管理、医療・薬品管理、金融、道路・交通、環境、教育など幅広い分野において、ネットワークと接続されて高度に利活用されていくことが期待されていますが、本件は、電子タグシステムに使用する周波数についても、これまで使用可能となっている周波数帯に加えて、比較的長距離の通信(〜10mメートル程度)が可能で新たな利活用へと繋がる可能性のあるUHF帯の利用が行えるよう、移動体識別システム(UHF帯電子タグシステム)の技術的条件について審議を進めるもの。

(4) 委員会の所掌の変更について

  諮問第2016号「船上地球局による高速・大容量海上衛星通信システムの技術的条件」について、移動衛星通信システム委員会で調査検討を行うこととし、移動衛星通信システム委員会の所掌を変更した。



 本分科会にて配付された資料をご覧になりたい方は、総務省にて閲覧及び貸し出しを実施しておりますので、下記までご連絡をお願いいたします。

  担当:総務省情報通信政策局総務課情報通信審議会係 飯島
   電話 03−5253−5694
  FAX 03−5253−5714
  メール  t-council@soumu.go.jp




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