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ツァオTSB局長の働きかけもあってか、中国からの参加者、寄書が増加傾向にある。これはSG16に限ったことではなく、SG17など全てのSGで同様の傾向が見受けられる。 |
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課題7(広帯域音声符号化)、8(4k bps音声符号化)、15(分散音声認識,話者識別)を終了することが合意された。 |
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非標準機能提供者コードを規定した勧告T.35の運用についてはTSBで行うことが承認された。 |
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H.323システムの機能拡張で、緊急通信などでの着呼側からの呼解除を規定した勧告H.460.13が承認された。この機能だけでH.323システムでの緊急通信に関する全てをカバーしているとはいえないが、少なくとも、着呼側から切らなければいけない機能は必要なので、それを準備したという状況である。 |
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勧告G.729コーデックとビットストリーム互換性のあるエンベデッド可変レートコーデックの標準化を課題10で行うことが合意された。本件は、勧告G.729の機能強化であるという観点から、既存コーデックのメンテナンスを行う課題10での検討となったものである。 |
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マルチメディアアーキテクチャについての検討を行う課題Bで、勧告案H.saarch(エンド・エンドのオープンサービスアーキテクチャフレームワーク)の作成を開始することが合意された。当該勧告案は、DSLフォーラムがメインプレイヤーであり、次会期以降の課題Bの中心的なアイテムになっていくものと考えられる。 |
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日本寄書及びAPT共同提案に基づき、メタデータフレームワーク勧告案F.MDFが作成された。当該勧告案は、次回会合でのコンセントを目指すことで合意された。 |