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SG13関連のSG再編状況について、日本以外の国・機関からは、各種品質の違いを理解せずに、品質関連のグループを作ってしまおうという提案が見受けられるので、SG13マネージメント等により、その理解を深めるための取り組みが必要なのではないか。
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SG再編に関する議論は、TSAGでの議論やその結果を踏まえたSG議長間での調整に依ることにしており、各SGは、各々の技術分野で今後必要な課題を抽出すること等に集中しようということにしている。そのため、意図的に再編に関する議論はしていない。ただし、指摘の点はマネージメントとしても理解しており、SG13内でのブロック分けにおいて、SG13内での品質関連は分割しないことで合意している。 |
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SG13がGMPLSを用いて光ネットワークを制御するための検討を行っている一方、GMPLSによる光ネットワークアーキテクチャについてはSG15やIETFで検討されている、などGMPLSに関する検討は多くの機関で実施されているようなので、関係者間での意識合わせや全体像の把握は随時注意して欲しい。
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GMPLSに限らず、関心度の高い課題は、他のSGや標準化機関にも分散していく傾向にあるので、関係者間での調整や全体像の把握は常に心がけたいと思う。 |
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緊急通信に関する検討について、ITUではどのような状況か。
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現状、ITUでは、緊急通信のためのネットワークへの要求条件をまとめた勧告草案が承認手続き中であり、これをベースに様々な検討が展開されていくものと思われる。 |
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国内でも緊急通報に関する委員会を発足し検討が開始されたところであり、このあたりの動きについては今後の動向を注視していく必要がある。 |
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最近、SG会合への中国からの参加者が増えているという話を聞くが、SG13会合についてはどうだったのか。
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SG13会合についても30名程度の参加者で、国別では最も多かった。参加者の構成としては、主管庁・ベンダー・キャリア等、複合的な構成となっており、必ずしも意見が一本化しているわけではなく、活発な議論を行っていた。今後も、ITUを標準の場として、積極的に活動していきたいとの話を聞いている。 |
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5月7日付回章236で、NGNに関するフォーカスグループが設立されたが、その報告等を行う国内の場はどこが担当することになるのか。
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