会議資料・開催案内等


情報通信審議会 情報通信技術分科会 ITU−T部会
ケーブル網・番組伝送委員会(第26回) 議事概要



  1.  日時
     平成19年4月10日(火)1500分〜1730

  2.  場所
     日本ケーブルラボ第2会議室

  3.  出席者(敬称略)
     (専門委員)
     松本修一(委員会主査)、青木勝典(代理出席)岩瀬宗彦、河村浩、岸上順一、北脇佐知子、高橋浩(代理出席)田中勉、玉木規夫、丹康雄、西澤台次、野田勉、藤咲友宏、光岡正秀(代理出席)、山口舜三
     (説明員)
     酒澤茂之、中村直義、後藤良則、宮地悟史
     (事務局)
     本間(地域放送課技術企画官)、吉田(同課長補佐)河間(同課開発係長)、杉野(同課技術係)
     (注)説明員はWG主任及び主任代理

  4.  議事
    (1)  専門委員交代等
       松下電器の内村専門委員から同社田中専門委員への交代
      NEC北脇専門委員の当該委員会への新規参加

    (2)  合同WGの設置について
     事務局から、関係委員会の下にIPTV合同WG及びホームネットワーク合同が設置された旨を紹介した。

    (3)  FG−IPTV第3回会合の結果について
     質岸上専門委員から1月に米国マウンテンビューで開催されたFG−IPTV第3回会合の結果について紹介があった。
     主な質疑の結果は以下のとおり。
       FG−IPTVとSG9とで作業に重複があってはいけない。
      SG間でオーバーラップがないよう、各SGのすみ分け・調整が必要。
      最早、SG9をケーブル限定とするのは窮屈であり、汎用的なものを意識して検討を進めることが必要。

    (4)  SG9合同ラポータ会合の結果について
     宮地説明員から2月に米国で開催されたSG9合同ラポータ会合の結果について紹介があった。
     主査から今後の進め方について専門委員に意見を求めた。主な意見は以下のとおり。
       1) STB詳細スペック関連
    STBの詳細スペックを決めるのは難しく、意見集約・調整が必要。
    国内では今年からの検討テーマになっているが、ITUへの対応も必要。
    日本のラボでは、ダウンローダブルなものにしたいと考えているが、スペックに落としたときに同じものになるかどうかわからない。今後、議論が必要。
    従来のSTBとは違う捉え方が必要。
       2) IPTV関連
    IPTVは一つのカテゴリで決められない。共通部分をシェアすれば良い。
    合同WG等を最大限に活用すべき。
    FGやSGでの議論に抜けがないよう整理した上ですみ分けして検討すべき。

    (5)  各WGの作業状況について
     通信方式WG及び番組伝送WGの主任及び主任代理からそれぞれのWGの作業状況について説明があった。
     主査から、以下のとおり要請があった。
       J.iptvfraについてはケーブルに特化したものにすること。
      STBについては、通信・放送・ケーブルテレビのニーズを反映すること。

    (6)  J.83の改訂について
     事務局から昨年9月に情報通信審議会のケーブルテレビシステム委員会から同情報通信技術分科会にケーブルテレビシステムの技術的条件について諮問し、本年3月に答申を受けたことに伴い、同委員会の報告書に256QAM方式についてITU勧告J.83へ反映するよう申し送りがあった旨を説明、ケーブル網・番組伝送委員会での検討をお願いした。
     藤咲専門委員から、日本CATV技術協会内に作業グループを設け、検討する旨、申し出があり、作業をお願いすることとなった。
     
  5.  次回のスケジュール
     次回の開催日程については、別途事務局より案内することとなった。

  6.  その他
     第27回については、4月24日から26日までの間、ITU勧告J.190の改訂提案についてメール審議を行った(寄書についてはC65としてITUに入力済み。)。

以上

本件に関する連絡先:
情報通信政策局地域放送課開発係
(電話:0352535809






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