(質問) |
Q.FNABはネットワークアーキテクチャについてのものだが、該当するNGNのリリース段階はどこか? |
(回答) |
もともと、Q.FNAB は、System beyond 2000の要求条件から引き出されるネットワークアーキテクチャを規定するものである。このネットワークアーキテクチャを規定する際には、NGNのフレームワークの中から利用できるものが多い。そのため、アーキテクチャの記述方法にNGNを使用しているが、Q.FNABでは、NGNのリリース1やリリース2と直接関係しないハイレベルなものを検討している。 |
(コメント) |
全会期の2000年頃の話だが、当時は3GPPと3GPP2の2つのアーキテクチャが検討されており、ファミリーメンバとして双方のアーキテクチャを認めていた。しかし、将来的には(2010年ごろには)2つを統合し、唯一のアーキテクチャとして策定すべきということも合意されていた。現時点のモビリティ事業者の間では、NGNを元に検討を進めることについてコンセンサスは取れていない。ただ、今のNGNアーキテクチャと整合性が取れないことは問題なので、SG13と共同でモビリティマネジメントについて検討している。 |
(質問) |
2007年4月のSG19会合で、Q.FNABの検討に関し、検討中止は望ましくなく、継続検討すべきことが決定されたとあるが、その根拠は何か? |
(回答) |
TTCの専門委員会で検討され、Q.FNABは、日本の将来ビジョンが十分反映されていたので、継続検討が望ましいとされた。 |