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SG15会合(2008年2月11日〜22日開催)の全体報告について
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今会合では、36件の勧告案(新規3件、改訂16件、改正13件、訂正4件)が合意された。 |
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電力削減に関するチュートリアルセッションが2月13から15日までの3日間、3回(各1時間)に亘り開催された。参加者数は、毎回100人以上となり、電力削減に対する関心の高さがうかがわれた。 |
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SG15の次会期構成については、関連の技術者レベルにて以下の合意があった。
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SG4のQ4,Q5をSG15へ移管する。 |
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SG6の ブロックA,B,C 及びSG15WP2は同じブロックで光ファイバ関連を扱うべきである。 |
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SG13のOAM (Q5)をSG15に移管する。これまでもリエゾンを送り合ってきたため、同SGで検討することが望ましい。 |
(質問) |
ECが規定しようとしているCode of conductについて、諸外国の反応はどうだったのか? |
(回答) |
ECは、Code of conductに賛同する会社を募集している。現状は、2社がサインした段階であり、多くは、Code of conductが今後どれほどインパクトのあるものになるのか、様子を見ている状態である。まだ検討を始めたレベルであり、今後検討が進められていくと思われる。 |
(コメント) |
補足だが、2008年4月には、京都で、6月にはロンドンで気候変動に関するシンポジウムが開催される予定である。 |
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(2) |
WP1の結果について
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課題1について
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トランスポート・ストラタムにおけるホームネットワーク(HN)汎用アーキテクチャに関する勧告G.hntaが更新された。 |
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日本から、G.hntaをベースとした技術要件を記述する新規勧告案G.hntreqを提案した。審議の結果、次回SG15会合で議論することが了承された。 |
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課題2について
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日本から、TTC仕様である1Gb/s MC仕様をITU-Tの勧告化へ反映する提案(G.gbe)を行った。審議の結果、提案どおり勧告化に向け検討されることになった。 |
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(3) |
WP2の結果について
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課題5について
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日本から、光ファイバの実使用環境特性に関する新規補助文書を提案した。審議の結果、最初の同意文書が作成され、検討が継続されることとされた。 |
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課題10について
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前会合でのG.651.1[アクセス用多モード光ファイバ]の合意を受け、G.651[多モード光ファイバ]の削除に関する同意がなされた。なお、G.651の概要はG.651.1の付録に追記されることとなる。 |
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次会期の課題において検討され、課題10と課題5とを融合することが了承された。 |
(質問) |
課題6に関して、100G変調方式に対する追加提案がなされたとあるが、提案された内容および、日本の対処について教えてほしい。 |
(回答) |
担当のものが委員会に欠席したため、確認後、メールにて回答したい。 |
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(4) |
WP3への結果について
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課題9について
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イーサネットリングプロテクションに関する新規勧告G.8032が合意された。 |
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イーサネット線形プロテクションに関するG.8031の訂正、同期レイヤ機能に関するG.781 の改訂、SDH装置に関するG.783の改正、一般的装置特性に関するG.806の改正について合意された。 |
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課題11について
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GFP(Generic Framing Procedure)に関するG.7041の改訂、PDH(Plesiochronous Digital Hierarchy)に関するG.703の訂正について合意が図られた。 |
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10G超Ethernet の OTN収容に関しては、G.sup43(補足文書)の改訂同意が図られるとともに、Sub ODU mapping ならびに、OTU4 を含めた 新OTN階層への要求の議論が精力的に続けられた。 |
(質問) |
課題11にOTU4、10G超イーサネットOTN収容を含めた新OTN階層に関する議論があったとあるが、具体的にはどのような議論があったのか。 |
(回答) |
まず、OTU4についての議論では、ビットレートについては決まっておらず、現在はOTNの階層をどう積み上げていくかについて検討している。具体的には、既存の階層から1段積み上げる時の要求条件を検討している。トランスペアレンシーを確保するために、既存ビットレートを守るべきという意見とフレームフォーマットの互換性守るべきという意見に分かれている。 次に、OTU0またはsub OTU1収容についての議論では、これまで、2.5Gb/s SDHのみの収容を対象としてきたため、特にギカビットイーサネット収容に対応できない問題があり、継続検討が必要である。 |
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