○第11回〜第12回の不適正利用対策に関するワーキンググループにて議論された内容に関する報告案のメール審議を行った。
○木村構成員から、以下のとおり意見の提出があった。
―上限契約台数について
方向性(案)に賛成します。事業者の自主的な取組みに期待するとともに、契約時だけではなく契約後も名義人が契約したSIMの実際の使用者を把握する方法を含めた検討など、一層のルール強化についての検討が必要ではないかと思います。
―フィッシングメール対策について
本物と大変まぎらわしい迷惑メールが大変多く受信されてしまう現状において、事業者において、フィルタリング対策を強化していただくことは重要だが、現在でも必要なメールが届かなかったり、迷惑メールとして扱われてしまうことがあるので、さらなる精度を上げていただくとともに、消費者への周知をお願いします。
○大谷構成員から、以下のとおり意見の提出があった。
―PPT10頁に記載された「今後の方向性(案)」について異論ございません。
なお、WG構成員等にとっては自明ですが、本資料単体でご確認される方の便宜を考えると、契約台数上限に関する議論の射程(事業用IoTのための契約や法人契約を含まないこと)についても前提条件として記載していただくことが必要ではないかと思います。
―PPT13頁のDMARCポリシーの適用については、「取組を進めていただく」とともに取組状況を総務省において確認いただき、それを支援する体制も必要になってくると考えておりますので、どうぞよろしくお願いいたします。
〇とりまとめを宍戸座長に一任することとなり、資料案を修正し、以下のとおり、第11回〜第12回の不適正利用対策に関するワーキンググループにて議論された内容に関する報告をとりまとめた。
ICTサービスの利用環境を巡る諸問題について〜不適正利用対策をめぐる環境変化と新たな対策について・
第11〜12回の不適正利用対策に関するワーキンググループの報告〜