日時
令和7年9月30日(火)15時30分〜17時30分(目処)
議題(予定)
(1)AI規正論2.0 - JIS規格制定による理論から実践への転換及びCA研究を通じた「製品・マネジメントシステム統合認証」への道筋
(新保構成員発表)
(2)その他
概要
EUのAI整合規則提案(AI法案)が2021年に公表されたのを契機として提唱した「AI規正論」は、日本が電気用品安全法(PSEマーク)やJIS規格(プライバシーマークやISMS)で培った製品安全及びマネジメントシステムの知見を活かし、AIの適合性評価制度構築を目指す試案であった。JIS Q 42001(AIマネジメントシステム)の制定により理論が実装段階に移行し、AI規制・ガバナンス分野ではISO/IEC JTC1/SC42において国際標準の形成に日本側が貢献している事実に着目し、適合性評価制度を軸とした「AI規正」の戦略的可能性を示す。さらに、今後の展開として、サイバネティック・アバター(CA)認証基盤の構築を通じた「製品・マネジメントシステム統合認証」実現への道筋を探る。
発表者紹介
新保 史生 構成員(慶應義塾大学総合政策学部教授)
(御経歴)
2001年 (財)日本情報処理開発協会情報セキュリティ対策室プライバシーマーク事務局研究員
2002年 筑波大学図書館情報学系助教授
2009年 慶應義塾大学総合政策学部准教授
2013年 慶應義塾大学総合政策学部教授
(研究実績等)
・ Fumio Shimpo,The Japanese Perspective of Regulation, Management and Governance of Artificial Intelligence, Woodrow Barfield,Ugo Pagallo (ed), 2nd Edition, Research Handbook on the Law of Artificial Intelligence, Edward Elgar Publishing Ltd,(2025)
・ Fumio Shimpo,Cybernetic Avatars and Society, Hiroshi Ishiguro, Fuki Ueno, Eiki Tachibana ed.,Cybernetic Avatar,Springer (2024)
・ Fumio Shimpo, Privacy and Data Protection Law in Japan, Kluwer Law International(2023)
傍聴について
会議はWebexのウェビナー機能を用いて開催します。
傍聴を希望される方は、【9月26日(金)12:00まで】に次のページからご登録ください。
傍聴申込みページ
(総務省サイトを離れ、Webexのページとなります。)
[登録手順]
(1) 申込みページ内の[登録]ボタンをクリックしてください。
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※登録の際、お名前は「姓 名」の順でご記載ください。
※メールアドレスの入力に誤りがありますと、会議URL等の送付ができませんので、誤りのないようご注意下さい。
(3) 画面に「登録情報を送信しました」と表示されます。
※この時点では、URLを記載した登録完了メールの送信はございません。
(4) 会議当日の午前中までに、総務省担当者(情報通信法学研究会事務局委託事業者を含みます)から、会議URL等をメールでお知らせします。
・申込み期限(9月26日(金)12:00まで)を超過しての申込みはできません。
・傍聴希望者が多数の場合は、期限前に登録フォームを締め切る等、傍聴者を制限する場合がございます。予め御了承ください。
・事前の傍聴登録をされていない方については、傍聴をお断りさせていただきます。
- 連絡先
- 総務省 情報通信政策研究所 調査研究部
(担当:佐野主任研究官)
TEL:03-5253-5496
E-mail: iicp-chousa/atmark/soumu.go.jp
※迷惑メール防止のため、「@」を「/atmark/」と表記しています。
傍聴に当たっての注意事項
傍聴に当たっては次の事項をお守りください。お守りいただけない場合、退室していただく(切断する)ことがあります。
・傍聴は事前にお知らせした方法のみご利用ください。
・Web会議システムの音声はミュートとしていただけますようお願いします。
・会議中の録音は御遠慮ください。
・開催中、Web会議システムの不具合が発生した場合、再接続するなど御自身で御対応ください。総務省に御連絡頂いても対応できません。
・その他、総務省職員の指示に従うようお願いいたします。